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チチパスとキリオスが激突!ナダル、シフィオンテクも3回戦に[ウィンブルドン6日目]

「ATP500 ハレ」でのチチパスとキリオス(左より)

6月27日に開幕した今季3つ目のグランドスラム、「ウィンブルドン」(イギリス・ロンドン/6月27日~7月10日/グラスコート)。6日目の本日は、男子第4シードのステファノス・チチパス(ギリシャ)と元世界ランキング13位のニック・キリオス(オーストラリア)が対戦するほか、第2シードのラファエル・ナダル(スペイン)や世界女王のイガ・シフィオンテク(ポーランド)も3回戦に臨む。「ウィンブルドン」公式ウェブサイトが報じている。

日本時間の21時半から試合開始予定のセンターコートでは、第1試合で女子第11シードの18歳ココ・ガウフ(アメリカ)と第20シードの20歳アマンダ・アニシモワ(アメリカ)というアメリカの若手二人が対戦。第2試合に女子第4シードのパウラ・バドーサ(スペイン)、第3試合にナダルが登場する。

ガウフとアニシモワは過去に一度だけ対戦。昨年「WTA125 パルマ」の準々決勝でのことで、その時はガウフが6-3、6-3で勝利し、そのまま優勝を飾っていた。「ウィンブルドン」出場は両者これが3回目で、ガウフは過去2大会ともに4回戦まで進出、アニシモワは2019年に2回戦へ進出したが、2021年は1回戦で敗れていた。今回初めての3回戦に臨むアニシモワは、3大会連続の4回戦進出が懸かるガウフを止められるか。

今年3つ目のグランドスラムの栄冠を狙う元世界王者ナダルの対戦相手は、第27シードの27歳ロレンツォ・ソネゴ(イタリア)。ソネゴは2013年にプロへ転身しているが、実はナダルとこれまで対戦したことはない。「ウィンブルドン」出場はこれが3回目で、2回戦以上に進んだのは4回戦でロジャー・フェデラー(スイス)に敗れた前回大会のみだが、実はグラスコートでの勝率は60.9%と、クレーコート(52.1%)、ハードコート(42.3%)に比べてかなり高い。前哨戦に臨まなかったナダルと違い、「全仏オープン」後には3つのグラスコート大会に出場し、「ATP250 シュトゥットガルト」でベスト8に入った。そんなソネゴについて、ナダルも「彼にはいいサーブと見事なフォアハンドがある。3回戦で当たるには厳しい相手だ。難しい試合になるだろうね」と警戒している。

日本時間の21時に開始予定のNo.1コートでは、第2試合でシフィオンテクが登場、そして第3試合でチチパスとキリオスが対戦する。

現在37連勝中のシフィオンテクが次に当たるのは、世界37位のアリゼ・コルネ(フランス)。2007年の「全豪オープン」から62大会続けてグランドスラム連続出場中のコルネは、これが15回目の出場となる「ウィンブルドン」での最高成績は2014年の4回戦進出。最も好きなサーフェスはクレーコートと言っているだけあり、グラスコートではそこまで目立った成績は残していない。しかし、今大会直前に行われた「WTA250 バッドホンブルク」では元「ウィンブルドン」女王のアンジェリック・ケルバー(ドイツ)らを破ってベスト4まで勝ち進んだ。また、シフィオンテクの方も「ウィンブルドン」で大きな実績を残していないのは同じだ。前回大会で初勝利を手にしたが、4回戦で当時世界24位のオンス・ジャバー(チュニジア)に敗れている。初対戦となるコルネを相手にどんな戦いを見せるだろうか。

そして、この6日目最大の注目カードと言えるのがチチパス対キリオス。ATP公式ウェブサイトで「ツアーにおいて最も強い個性を持つ二人」と言われる両者はこれまで4回対戦し、6月半ばの「ATP500 ハレ」を含めてキリオスが3勝している。「ウィンブルドン」における戦績でもキリオスが上回っており、2018年の4回戦が最高成績であるチチパスに対して、キリオスは初出場の2014年にベスト8入りするなど、前年までに15勝を挙げてきた。「ウィンブルドン」への思い入れも強く、今大会のランキングポイントが付与されないことが決まった直後に、「誰でも“ウィンブルドン”でプレーしたいものだ」と話している。

チチパスはキリオスとの5度目の対戦について、「彼と対戦するのは間違いなくワクワクすることだね。彼がコートで成し遂げようとしていることを尊敬している。とてもいいプレーをしていると思うよ」とコメント。一方のキリオスは、2回戦で第26シードのフィリップ・クライノビッチ(セルビア)をわずか85分で、6ゲームしか与えずに下した後、「楽しみだね。俺とチチパスはこのスポーツにおける最大のスターだ。俺たちがどちらも最高のテニスができれば、素晴らしい試合になるだろう」と述べている。1回戦で観客の言動をめぐりコートに唾を吐いたことで1万ドル(約135万円)の罰金を科されるなど、プレー以外の面でたびたび話題になってしまうこともあるキリオスだが、本人が「世界最高のコート」と呼ぶ場所で珠玉のパフォーマンスを披露してくれることを期待したい。

その他には男子第11シードのテイラー・フリッツ(アメリカ)、女子第8シードのジェシカ・ペグラ(アメリカ)、2019年の覇者である第16シードのシモナ・ハレプ(ルーマニア)らがシングルス3回戦に臨む。

日本勢では、コート8で第3試合として行われる混合ダブルス1回戦に、ダブルス世界8位の柴原瑛菜(日本/橋本総業ホールディングス)がジャン ジュリアン・ロジェ(オランダ)とのペアで出場する。第1シードである彼らが迎え撃つのは、オースティン・クライチェク(アメリカ)/アレクサ・グラーチ(チリ)ペア。また、この日から始まるジュニアで、ジュニア世界37位の15歳、齋藤咲良(日本/MAT Tennis Academy)がコート11の第3試合に登場。1回戦の相手はジュニア世界73位の17歳、Olivia Lincer(アメリカ)だ。

(WOWOWテニスワールド編集部)

※写真は「ATP500 ハレ」でのチチパスとキリオス(左より)
(Photo by Thomas F. Starke/Getty Images)

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