ニュース News

ラドゥカヌ、ムグルッサ敗退。女子ダブルスでは柴原、青山が2回戦へ[ウィンブルドン]

「ウィンブルドン」でのラドゥカヌ

現地29日の「ウィンブルドン」(イギリス・ロンドン/6月27日~7月10日/グラスコート)大会3日目、1日目と同じく雨が降って試合進行が遅れる中で女子シングルス1・2回戦が行われたほか、女子ダブルスも始まった。「ウィンブルドン」公式ウェブサイトが伝えている。

この日は、2013年・2016年大会の王者であるアンディ・マレー(イギリス)と全米女王のエマ・ラドゥカヌ(イギリス)という、地元の期待を背負う二人がそろって敗れてしまった。第10シードのラドゥカヌをストレートで破ったのは、世界55位のカロリーヌ・ガルシア(フランス)。2017年「全仏オープン」でベスト8入りしたこともある元世界4位のガルシアは、前哨戦の「WTA250 バッドホンブルク」を制覇、「全仏オープン」の女子ダブルスで優勝するなど、ここ最近調子を上げてきていた。連勝中で波に乗るガルシアに序盤から攻撃的に出られたラドゥカヌは、自分の倍以上となる24本ものウィナーを決められ、ネットプレーからも多くのポイントを奪われた。

前哨戦で左の脇腹を痛めて棄権し、一時は「ウィンブルドン」出場が危ぶまれていたラドゥカヌ。前哨戦で結局30分ほどしかプレーできなかったからか本人の期待はもともと低かったようで、試合後に「私自身は今大会に大きな期待を抱いていなかったから問題ないわ」と述べている。今後はフィジカルを鍛えることが重要になりそうだ。

同じくコンディション不良が響いたのが、第2シードのアネット・コンタベイト(エストニア)。新型コロナウイルスに感染した後、なかなか体調が回復しないと漏らすコンタベイトは、「全仏オープン」で1回戦敗退となって以降、まったくプレーしていない状態で「ウィンブルドン」に臨んでいた。その結果、世界97位のユレ・ニーマイヤー(ドイツ)を相手に一度もブレークチャンスを作れず、1時間足らずで4-6、0-6で敗れている。

第3シードのオンス・ジャバー(チュニジア)、第5シードのマリア・サカーリ(ギリシャ)、そして2018年のチャンピオンで第15シードのアンジェリック・ケルバー(ドイツ)らが3回戦進出。また、雨の影響で一部残っていた1回戦も行われたが、2017年大会覇者である第9シードのガルビネ・ムグルッサ(スペイン)は、世界88位のグリート・ミネン(ベルギー)にストレート負けを喫している。

日本勢では、女子シングルスで世界139位の本玉真唯(日本/島津製作所)が2回戦敗退。予選を突破してグランドスラム本戦デビューを飾ったものの、「全仏オープン」1回戦でディフェンディングチャンピオンのバーボラ・クレイチコバ(チェコ)を破った世界77位のディアン・パリー(フランス)に3-6、2-6で敗戦。本玉は第1セット第3ゲームで先にブレークするも、サービスゲームが安定せず、6回のブレークチャンスを作られてしまい、そのうち5回を落とした。

また、女子ダブルスにはダブルス世界8位の柴原瑛菜(日本/橋本総業ホールディングス)と同10位の青山修子(日本/近藤乳業)がそれぞれ登場。柴原とエイジア・ムハメッド(アメリカ)のペアは地元イギリスペア、青山とチャン・ハオチン(台湾)のペアは中国ペアをそれぞれストレートで下し、2回戦へ進んだ。土居美咲(日本/ミキハウス)/二宮真琴(日本/エディオン)ペアも出場予定だったが、二宮の右肩の怪我により棄権している。

大会3日目、女子シングルスと女子ダブルスの主な試合結果は以下の通り。(※[]内の数字はシード表記)

<女子シングルス>
【1回戦】

●テレザ・マルティンコバ(チェコ) 6-7(1) 5-7 〇カロリーナ・プリスコバ(チェコ)[6]

●ドナ・ベキッチ(クロアチア) 3-6 6-7(2) 〇ジェシカ・ペグラ(アメリカ)[8]

●ガルビネ・ムグルッサ(スペイン)[9] 4-6 0-6 〇グリート・ミネン(ベルギー)

【2回戦】
〇ディアン・バリー(フランス) 6-3 6-2 ●本玉真唯(日本/島津製作所)

〇ユレ・ニーマイヤー(ドイツ) 6-4 6-0 ●アネット・コンタベイト(エストニア)[2]

●カタジーナ・カバ(ポーランド) 4-6 0-6 〇オンス・ジャバー(チュニジア)[3]

〇マリア・サカーリ(ギリシャ)[5] 6-4 6-3 ●ビクトリヤ・トモバ(ハンガリー)

〇カロリーヌ・ガルシア(フランス) 6-3 6-3 ●エマ・ラドゥカヌ(イギリス)[10]

●ヤニナ・ウイックマイヤー(ベルギー) 2-6 2-6 〇エレナ・オスタペンコ(ラトビア)[12]

〇アンジェリック・ケルバー(ドイツ)[15] 6-3 6-3 ●マグダ・リネッテ(ポーランド)

<女子ダブルス>
【1回戦】

●Sarah Beth Grey(イギリス)/宮崎百合子(イギリス) 1-6 1-6 〇エイジア・ムハメッド(アメリカ)/柴原瑛菜(日本/橋本総業ホールディングス)[5]

〇青山修子(日本/近藤乳業)/チャン・ハオチン(台湾)[8] 7-5 6-3 ●ワン・シユ(中国)/ジャン・チェンウェン(中国)

●Elixane Lechemia(フランス)/ヌリア・パリサス ディアス(スペイン) 1-6 1-6 〇バーボラ・クレイチコバ(チェコ)/カテリーナ・シニアコバ(チェコ)[2]

●ルーシー・ラデッカ(チェコ)/サーニャ・ミルザ(インド)[6] 6-4 4-6 2-6 〇マグダレナ・フレッヒ(ポーランド)/ベアトリス・アダッド マイア(ブラジル)

(WOWOWテニスワールド編集部)

※写真は「ウィンブルドン」でのラドゥカヌ
(Photo by Rob Newell - CameraSport via Getty Images)

【ウィンブルドン2022】
本大会初!WOWOWオンデマンドで最大10コートを配信
◆放送・配信スケジュールはこちら>>

WOWOWテニスワールド編集部

WOWOWテニスワールド編集部

facebook twitter

速報や最新ニュース、グランドスラム、ATP、WTAなどの大会日程と試合結果情報など、テニスのすべてをお届けします!

WOWOWテニスワールド

  1. Home
  2. ニュース
  3. ラドゥカヌ、ムグルッサ敗退。女子ダブルスでは柴原、青山が2回戦へ[ウィンブルドン]