現地29日に行われた「ウィンブルドン」(イギリス・ロンドン/6月27日~7月10日/グラスコート)大会3日日、女子シングルス2回戦で世界ランキング139位の本玉真唯(日本/島津製作所)が敗れた。「ウィンブルドン」公式ウェブサイトが報じている。
22歳の本玉は、予選を勝ち抜いてグランドスラム本戦初出場。2回戦では19歳の世界77位ディアン・パリー(フランス)と対戦した。パリーが「ウィンブルドン」に臨むのはこれが初めてだが、グランドスラムにはこれまで6回出場。今年の「全仏オープン」では1回戦でディフェンディングチャンピオンであり第2シードのバーボラ・クレイチコバ(チェコ)を破り、3回戦まで勝ち進んでいた。
若手同士の対戦で先にチャンスを作ったのは本玉。パリーのサービスゲームである第1セット第3ゲームで0-40とすると、そこから2つしのがれたが、3つ目のブレークポイントをモノにする。しかし本玉は以後のサービスゲームが安定せず、3つ続けて落としてしまう。それでも本玉はパリーが5-3で迎えたサービング・フォー・ザ・セット、8回ものブレークチャンスを作る。しかしあと一歩が遠く、3-6でこのセットを失った。
続く第2セットでも先にチャンスを得たのは本玉だが、今回は第2ゲームでのブレークポイントを決められない。するとその後はブレークチャンスを手にできず、2-1から5ゲームを連取され、3-6、2-6で敗れた。
(WOWOWテニスワールド編集部)
※写真は「ウィンブルドン」での本玉
(Photo by David Horton - CameraSport via Getty Images)
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