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敗退も随所で強さを見せたセレナ「今できる限りのことはした」[ウィンブルドン]

「ウィンブルドン」でのセレナ

昨年ハムストリングを負傷して以来、長期離脱を強いられていた元世界女王のセレナ・ウイリアムズ(アメリカ)が、1年ぶりに「ウィンブルドン」(イギリス・ロンドン/6月27日~7月10日/グラスコート)のコートに戻ってきた。米テニスメディアTennis.comなど複数メディアが伝えている。

ワイルドカード(主催者推薦枠)で「ウィンブルドン」に出場した40歳のセレナは、初戦をセンターコートで迎えた。対戦相手は「ウィンブルドン」初出場の世界115位アルモニー・タン(フランス)で、2人はこれが初対戦。長期離脱の影響か、セレナは第1セットでいきなりブレークをされてしまう。それでも第3ゲームからはトレードマークでもある力強いショットやスマッシュを交え、4ゲーム連取に成功し4-2でリードする。しかしタンも直後にブレークバックをするなど、両者一歩も引かない展開に。5-5で迎えた第11ゲームで、チャンスを迎えたタンが長いラリーを制し、ブレークを果たす。続くサービング・フォー・ザ・セットとなった第12ゲームをキープし、セットを先取。

第2セットではセレナが会場を沸かせる。第2ゲームでは12度デュースに突入し、20分近くなったゲームを勝ち取ると、第5ゲームまで連取する。このセット、タンが決めたウィナーの数6本に対し、セレナは22本を決めてみせ6-1でセットを取り返した。最終セットではお互いに2度ずつブレークし、タイブレークに突入。まずポイントを重ねたのはセレナでリードを4-0に広げるが、タンも負けじと5ポイント連取する。そこから試合を動かしたのはタンで、セレナを左右に揺さぶり、空いたコースを打ち抜きミニブレークに成功。この時点でセレナは肩で息をしており、フットワークも重くなっていた。7-8からはセレナが2度続けてアンフォーストエラーを犯してしまい、5-7、6-1、6-7[7-10]で敗れた。

3時間を超える試合後セレナは、「今日できる限りのことはしたわ。すごく長い戦いだった。昨年よりは確実に良くなっているし、ここからがスタート。今はただその時々で計画を立てていて、自分の気持ちを確かめ、そこから進んでいくだけよ」と語った。

また、これが最後の「ウィンブルドン」でのシングルス出場になる可能性に関して聞かれたセレナは「答えられない。私がどこに現れるか、誰にもわからない」と話すにとどめた。そして今後のグランドスラム出場については「“全米オープン”は私が初めてグランドスラムのタイトルを獲得した場所だから、とても特別。間違いなくもっと良くなって、ホームでプレーしたいというモチベーションはあるわ」と明かした。

「ウィンブルドン」初出場にして、同大会で7度の優勝経験を持つセレナを相手に勝利を収めたタンは「胸がいっぱい。セレナはスーパースターで、幼いころは何度も彼女をテレビで見ていたの。ドローを見たときは本当に怖かった。どうやってプレーしたらいいのとか、1つか2つゲームを奪えたらそれでいいと思ってたわ」と振り返った。

タンは2回戦で第32シードのサラ・ソリベス トルモ(スペイン)と対戦予定となっている。

(WOWOWテニスワールド編集部)

※写真は「ウィンブルドン」でのセレナ
(Photo by Clive Brunskill/Getty Images)

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