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ジャバー、ラドゥカヌ、本玉らが2回戦へ[ウィンブルドン]

「ウィンブルドン」でのラドゥカヌ

現地27日の「ウィンブルドン」(イギリス・ロンドン/6月27日~7月10日/グラスコート)大会初日、グランドスラム本戦デビューとなった世界ランキング139位の本玉真唯(日本/島津製作所)が2回戦へと駒を進めた。大会公式ウェブサイトが報じている。

現在22歳の本玉は、2021年の「全米オープン」からグランドスラムの予選に参加するようになり、今回4度目の挑戦でついに予選突破。1回戦では、2019年の「全豪オープン」ジュニアで優勝した19歳の世界53位クララ・タウソン(デンマーク)と対戦した。サーブが安定し、ミスの少なかった本玉は、0-1から4ゲームを連取。対するタウソンは、ここ2ヶ月ほど背中の怪我のため公式戦に出場していなかった影響かコンディションが上がらず、第3ゲーム直後にメディカルタイムアウトを取る。結局、第6ゲーム途中で棄権を余儀なくされた。

なお、世界108位の土居美咲(日本/ミキハウス)も同じく1日目に1回戦が行われる予定だったが、雨の影響で翌日に延期となっている。

最新の世界ランキングで2位に浮上したオンス・ジャバー(チュニジア)は、「全仏オープン」でまさかの1回戦敗退を喫したが、今回は同じ轍は踏まなかった。「2度ミスを犯すのは好きじゃないの。ローランギャロスから多くを学んだから、ここではもっと準備が整っているわ」と言う通り、第3シードとして臨んだ今大会では予選から上がってきた世界125位のミリアム・ビョルクルン(スウェーデン)を54分で退けて2回戦進出。先週の「WTA500 イーストボーン」で元世界女王のセレナ・ウイリアムズ(アメリカ)と組んでダブルスに出場したことも自信につながったという。

第10シードのエマ・ラドゥカヌ(イギリス)は前哨戦で負傷棄権したことでコンディションを心配されていたが、蓋を開けてみれば世界46位のアリソン・バン ウィトバンク(ベルギー)に6-4、6-4のストレート勝ち。「ここ3週間、テニスがほとんどできなかったから、十分な準備ができたとは言えないわね。でも試合になれば、自動的にスイッチが入るの。もちろんフィジカル面も大切だけど、テニスではメンタルが大きく関わってくる。今日の私は自分を信じることができたわ」

「ウィンブルドン」のセンターコートに初めて立ったラドゥカヌは、「足を踏み入れた瞬間からみんなのサポートを感じた」と本人の言うように、観客から大きく後押しされていた。ワイルドカード(主催者推薦枠)で出場した昨年は男女シングルスに出場した自国選手として唯一4回戦まで勝ち進んだが、その後に「全米オープン」優勝を飾り、一回り大きくなった彼女は今大会で前年以上の結果を出すことができるだろうか。

そのほかには、第2シードのアネット・コンタベイト(エストニア)、2018年大会のチャンピオンである第15シードのアンジェリック・ケルバー(ドイツ)などが勝利。ケルバーはキャリア通算でのグラスコート勝利を83に伸ばしており、これは現役選手ではセレナとビーナス・ウイリアムズ(アメリカ)に次ぐ成績だという。

一方、第7シードのダニエル・コリンズ(アメリカ)は世界66位のマリー・ブーズコバ(チェコ)に逆転負け。「全仏オープン」でベスト4と躍進した第22シードのマルチナ・トレビザン(イタリア)、グラスコートで行われた前哨戦2大会で優勝していた第23シードのベアトリス・アダッド マイア(ブラジル)も残念ながら1回戦で姿を消した。また、今年3月に国籍を日本からイギリスへ変更した宮崎百合子(イギリス)は、直前の「WTA250 バッドホンブルク」を制した元世界4位のカロリーヌ・ガルシア(フランス)から第1セットを取ったものの逆転負けを喫している。

大会1日目、女子シングルスの主な試合結果は以下の通り。(※[]内の数字はシード表記)

<女子シングルス>
【1回戦】

●クララ・タウソン(デンマーク) 1-4(RET) 〇本玉真唯(日本/島津製作所)

●ベルナルド・ペラ(アメリカ) 5-7 1-6 〇アネット・コンタベイト(エストニア)[2]

●ミリアム・ビョルクルン(スウェーデン) 1-6 3-6 〇オンス・ジャバー(チュニジア)[3]

●ダニエル・コリンズ(アメリカ)[7] 7-5 4-6 4-6 〇マリー・ブーズコバ(チェコ)

●アリソン・バン ウィトバンク(ベルギー) 4-6 4-6 〇エマ・ラドゥカヌ(イギリス)[10]

〇アンジェリック・ケルバー(ドイツ)[15] 6-0 7-5 ●クリスティーナ・ムラデノビッチ(フランス)

●マルチナ・トレビザン(イタリア)[22] 2-6 0-6 〇エリザベッタ・コッチャレット(イタリア)

〇カーヤ・ユバン(スロベニア) 6-4 4-6 6-2 ●ベアトリス・アダッド マイア(ブラジル)[23]

●カイア・カネピ(エストニア)[31] 4-6 4-6 〇ディアン・バリー(フランス)

〇カロリーヌ・ガルシア(フランス) 4-6 6-1 7-6[10-4] ●宮崎百合子(イギリス)

(WOWOWテニスワールド編集部)

※写真は「ウィンブルドン」でのラドゥカヌ
(Photo by Rob Newell - CameraSport via Getty Images)

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WOWOWテニスワールド編集部

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