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イギリス期待の20歳ドレイパー、マレーとの共通点は短気なところ!

「ATP250 イーストボーン」でのドレイパー

イギリスの期待の新星、20歳のジャック・ドレイパー(イギリス)が「ATP250 イーストボーン」(イギリス・イーストボーン/6月20日~6月25日/グラスコート)で準決勝へと進出。試合後ドレイパーは、同国の偉大な先輩である元世界王者のアンディ・マレー(イギリス)との共通点を語った。スポーツウェブメディアSportskeedaなど複数のメディアが伝えている。

ワイルドカード(主催者推薦枠)で出場している現在世界ランキング108位のドレイパーは、イーストボーン大会初出場ながら躍進を遂げている。1回戦で世界34位のジェンソン・ブルックスビー(アメリカ)をストレートで下すと、2回戦では第4シードのディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン)にも7-5、7-6(3)で勝利。続く準々決勝で同じくワイルドカードで出場のライアン・ペニストン(イギリス)に快勝を果たし、ツアー大会で初となる準決勝の舞台へと駒を進めた。

ドレイパーはコート上での自身の性格について、常に冷静でいるようなタイプではないとし「そこがテニスのユニークな点だと思う。選手それぞれ違ったメンタリティを持っている。僕は短気な性格だから、試合中ずっとは落ち着いていられないんだ。もし冷静でいるなら、ベストな自分が出せないと思う。だってそれは本当の自分じゃないから」とコメント。

続けてマレーを引き合いに出し「マレーも似たような性格だと思う。彼は競い合うのが好きで、常に勝ちたいと思ってる。そして時々怒りを発散するんだ。もし彼が気合を入れず、感情的にもならないような選手だったら、これまでの成功やキャリアはなかったかもしれない。だからそれは間違いなくバランスが必要なんだ」と語り、自身との共通点を分析した。

準決勝でドレイパーは、世界60位のマキシム・クレッシー(アメリカ)と対戦予定。そして来週開幕の「ウィンブルドン」(イギリス・ロンドン/6月27日~7月10日/グラスコート)にも出場が決まっており、グランドスラムで初勝利を目指す。

マレーは6月頭に開催された「ATP250 シュトゥットガルト」で腹部を負傷し、出場予定だった「ATP500 ロンドン」から欠場を余儀なくされたが、現在は順調に回復しておりフルでトレーニングをこなせるようになったという。

そして「ウィンブルドン」には出場する予定だと明かし、「ここから数日間が非常に重要になる。怪我は良くなってしてきているし、練習もできるようになった。コートで動くことはできてるけど、まだ練習できていないショットがいくつかあるから今後それに取り組みたい」と述べ、怪我が再発しないよう慎重にコンディションを整えていく様子だ。

(WOWOWテニスワールド編集部)

※写真は「ATP250 イーストボーン」でのドレイパー
(Photo by Mike Hewitt/Getty Images)

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