ニュース News

父親になるナダル、3年ぶりのウィンブルドン出場に意欲

「ATP1000 インディアンウェルズ」でのナダル

父親になるラファエル・ナダル(スペイン)が「ウィンブルドン」(イギリス・ロンドン/6月27日~7月10日/グラスコート)出場に向けて意欲を示している。ATP(男子プロテニス協会)公式ウェブサイトなど複数のメディアが報じた。

ナダルの妻マリアさんが第一子を妊娠しているとスペインのメディア「HOLA!」が今月15日に報道したのに続き、ナダル本人もそれを認めた。「順調にいけば僕は父親になる。プライベートの話をするのは慣れていないんだ。いつも私生活は目立たず、平穏に過ごすようにしている。それはこれからも変わらない」とナダルは述べている。

「全仏オープン」で優勝して22個目のグランドスラムタイトルを手にしたナダルは、慢性的な足の痛みを緩和するため、麻酔注射を打ちながら戦っていたことを大会後に告白。「ウィンブルドン」出場は今後行う高周波治療の結果次第だと話していたナダルだが、その新たな試みはうまくいっているようだ。

「予定通り2回治療を受けた。今のところ進捗には満足しているよ。まだ違和感はあるし、足の感覚がないこともあるけど、足で体重を支えることができないような痛みは軽減された。この一週間は足をひきずっていないし、トレーニングの方もいい感じだよ。日によって痛みは違うけど、それは前進しているということだ。もう少し待たないといけない。“ウィンブルドン”でプレーすることを目指しているけど、今の様子だとそのチャンスはあると思っている」

その一方でナダルは慎重な姿勢も示しており、こう付け加えた。「物事は変化するものだから、僕は細心の注意を払っている。今のところ、この5日間はトレーニングができている。これは進歩だし、3年ぶりに“ウィンブルドン”に戻れるかもしれないから、とても楽しみだよ。一日一日を大切にしながら、自分にチャンスを与えることが重要だと思っている」

2008年と2010年の「ウィンブルドン」で優勝しているナダルが前回出場したのは2019年大会で、この時は当時世界ランキング3位だったロジャー・フェデラー(スイス)に準決勝で敗れている。2020年は新型コロナウイルスの大流行で大会自体が中止となり、2021年は怪我によって欠場したナダルは久しぶりの出場に向けてこう話した。「グラスコートでプレーするのは3年ぶりだから、その過程を焦ってはいけない。日々進歩しているし、大会が始まるまであと一週間ある。それを利用して、コンディションを高めていければと思っているよ」

今シーズンここまで30勝3敗のナダルは、次の大舞台に向けて勢いに乗っていることにも触れた。「“全仏オープン”でいいプレーをすれば自信がつくのは確かだけど、芝はとても難しいサーフェスだ。どの試合も簡単ではないと思う。僕にとっては大会の出だしが肝心だね。というのも、勝ち進めば進むほど対戦相手は強くなっていくわけだから、(序盤で)芝でのリズムを掴むことができれば少しでも自信になる」

ナダル本人がグラスシーズンを警戒しているのとは裏腹に、周囲は「全豪オープン」と「全仏オープン」で優勝したナダルがキャリアで初めてグランドスラム最初の3大会を制するかに注目している。これに対してナダルは、「男子ツアーでは(1969年の)ロッド・レーバー(オーストラリア)以来、誰も年間グランドスラムを成し遂げていない」と指摘。「昨年はノバク・ジョコビッチ(セルビア)が最も近づいた。滅多に達成でききないことなら、36歳の僕にはなおさら難しいだろう」

「今のところすべてが順調に進んでいるし、うまくいっていることを変えるつもりはないよ。まずは“ウィンブルドン”でプレーして、身体を少し休ませてからカナダの大会に出場する。その後は“全米オープン”に向けて準備しようと思っている」とナダルは今後の予定について述べている。

(WOWOWテニスワールド編集部)

※写真は「ATP1000 インディアンウェルズ」でのナダル
(Photo by Clive Brunskill/Getty Images)

【ウィンブルドン2022】
本大会初!WOWOWオンデマンドで最大10コートを配信
◆詳細はこちら>>

WOWOWテニスワールド編集部

WOWOWテニスワールド編集部

facebook twitter

速報や最新ニュース、グランドスラム、ATP、WTAなどの大会日程と試合結果情報など、テニスのすべてをお届けします!

WOWOWテニスワールド

  1. Home
  2. ニュース
  3. 父親になるナダル、3年ぶりのウィンブルドン出場に意欲