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マレーがラドゥカヌを厳しく批判し過ぎないようメディアに要請

2021年「ATP500 ロンドン」でのマレー

テニス界の元世界王者アンディ・マレー(イギリス)が、10代の全米女王エマ・ラドゥカヌ(イギリス)をメディアの過剰な批判から守ろうと一肌脱いだ。3度のグランドスラム優勝経験を持つマレーはメディアに対し、ラドゥカヌはアスリートとして成長する時間が必要だと訴えた。スポーツウェブメディアSportskeedaが伝えている。

英BBC Sportsの取材に応えたマレーは、まだ19歳のラドゥカヌのキャリアを考慮し、メディアは彼女を守るべきだと説いた。

「選手とメディアの間には、ある程度の信頼関係やリスペクトがあるべきだと僕は考えている。僕もキャリアの初期の頃に、自分の言ったことが文脈を無視して取り上げられたり、ジョークを言ったつもりが大げさな記事になって、ネガティブで気まずい状況になったことがあった」とマレーは明かした。

マレーは、ラドゥカヌはまだ若く、キャリアをスタートさせたばかりの新人であることに言及。そして、アスリートも他の人々と同様に、新人の頃に間違いを犯すものだと語った。

「彼女を彼女らしくいさせてやってほしい。分かると思うけど、彼女もジョークを言ったり、意図しないことを言ってしまうこともあるかもしれない。記者の皆さんの中にも、18歳とか19歳の時に間違いを犯して、やってはいけないことをやってしまったり、言うべきでないことを言ってしまったりした人がいるはずだ。アスリートも同じだよ。人は間違いを犯す。時に不適切な発言をすることもある。でもそれをしてしまった時に、厳しく批判し過ぎないで欲しい。そうすれば、少しエマを助けることになるはずだ」

マレーは現在、月末から開催される「ウィンブルドン」(イギリス・ロンドン/6月27日~7月10日/グラスコート)への準備を進めている。先週の「ATP250 シュトゥットガルト」では第1シードのステファノス・チチパス(ギリシャ)と、グラスコートを得意とする元世界13位のニック・キリオス(オーストラリア)を連続で破るなど、1セットも落とさず決勝進出を決めた。決勝では第2シードのマッテオ・ベレッティーニ(イタリア)に敗れたものの、35歳となったマレーは過去2度優勝を飾っている「ウィンブルドン」に向け調子を上げてきている。

今年3つ目のグランドスラムに対する意気込みを聞かれたマレーは、これまで全てが順調に進んでいるとコメントした。

「ここまではうまく行っているね。ここ数週間はとてもいい練習ができている。天気が良くてラッキーだった、たくさんの時間を芝の上で過ごせたから」とマレーは答えた。

今週開催されている「ATP500 ロンドン」は腹部の怪我のため欠場となったが、イギリスを始め世界中のファンたちが「ウィンブルドン」でのマレーの雄姿を待ち望んでいる。

(WOWOWテニスワールド編集部)

※写真は2021年「ATP500 ロンドン」でのマレー
(Photo by Tony O'Brien/Getty Images)

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