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リオ五輪金メダリストのプイグが28歳で現役引退

「リオデジャネイロ・オリンピック」でのプイグ

2016年に「リオデジャネイロ・オリンピック」テニス種目の女子シングルスで金メダルに輝いたモニカ・プイグ(プエルトリコ)が、今月13日に現役引退を発表した。WTA(女子テニス協会)公式ウェブサイトなど複数のメディアが報じている。

2016年の「リオデジャネイロ・オリンピック」当時、世界ランキング34位で22歳だったプイグは、ガルビネ・ムグルッサ(スペイン)やペトラ・クビトバ(チェコ)、アンジェリック・ケルバー(ドイツ)というグランドスラムのチャンピオンたちを次々に倒して頂点に立った。プエルトリコ代表として初めてオリンピックで金メダルを獲得した彼女は国民的英雄となり、同年にはキャリアハイとなる世界27位を記録している。

だが、それ以降は肘と肩の怪我やそれを治すための手術によって徐々に活躍のチャンスを奪われていった。昨年は「東京オリンピック」を欠場した上、ほかの大会にも一切出場せず。今年「WTA1000 マドリード」で久々にツアーに戻ることができたが初戦敗退を喫し、続く「WTA125 サンマロ」では1回戦の途中で棄権。これが現役最後の試合となった。プイグはこの度Instagramにメッセージを投稿し、引退を発表するとともに今後の予定を報告している。

「28年間の人生でテニスは常に生活の一部だった。テニスは私にこれ以上ないほどスリリングで忘れられない経験を与えてくれた。でも、良いものが終わりを迎えることもあるの。今日、私はテニスからの引退を発表するわ。怪我と3年間闘い続け、4度の手術を受けた私の身体はもう限界なの」

「この決断は簡単なものではなかった。自分のタイミングで引退したかったけど、人生には時には自分が考えているものとは別の計画があって、ワクワクするような可能性につながる新たな扉を開かなければならないこともあるの。これからはESPNのフルタイムのメンバーとしてテニス界で積極的に活躍して、興味のあるほかのスポーツにもどんどん関わっていくわ。若手の有望なテニス選手やプログラム、アカデミーのコンサルタントとしての役割も模索していくつもりよ」

「ありがとう、テニス。あなたは私のすべてだった。私の人生はあなたのおかげ」

プイグは療養中に米スポーツメディア ESPNのスペイン語チャンネルのために試合を分析したり、米テニスメディア Tennis Channelの動画に出演したりと、メディア界で経験を積んでいた。今年の初めにはWTAの取材でプイグはこう話している。「テニスのジャーナリズムの側面や、関係者の長時間労働に感謝するようになったわ。彼らはすべての試合を見て、すべての事実を分析しなければならないのよ。グランドスラムに出場するテニス選手であることはクレイジーだと思っていたけど、グランドスラムを取材するジャーナリストであることは想像を絶するものよ。彼らには脱帽するわ」

プイグは第二のキャリアでも活躍してくれることだろう。

(WOWOWテニスワールド編集部)

※写真は「リオデジャネイロ・オリンピック」でのプイグ
(Photo by Clive Brunskill/Getty Images)

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