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芝で6年ぶり決勝進出のマレー、最後は体調不良で力尽きる[ATP250 シュトゥットガルト]

「ATP250 シュトゥットガルト」でのマレー

元世界王者のアンディ・マレー(イギリス)が、「ATP250 シュトゥットガルト」(ドイツ・シュトゥットガルト/6月6日~6月12日/グラスコート)で準優勝。グラスコートでおよそ6年ぶりの決勝進出を果たした。ATP(男子プロテニス協会)公式ウェブサイトなど複数のメディアが報じている。

今季、マレーはクレーコートの大会には1つしか出場せず、「ウィンブルドン」(イギリス・ロンドン/6月27日~7月10日/グラスコート)に向けて早目にグラスシーズンへの準備を進めてきた。そして今大会では第1シードのステファノス・チチパス(ギリシャ)や元世界ランキング13位のニック・キリオス(オーストラリア)をストレートで破り、シーズン2回目、グラスコートでは優勝した2016年の「ウィンブルドン」以来となる決勝進出を果たした。

ここ数年にわたり怪我に苦しんできたマレーは、準決勝後に「(グラスコートで)前に決勝を戦ってから長い時間が経ってしまった。それから何度も浮き沈みを経験したけど、努力し続けて再び決勝に進むことができた。これまで重ねてきた努力を誇りに思う」と述べていた。

決勝では、第2シードのマッテオ・ベレッティーニ(イタリア)に4-6、7-5、3-6で敗戦。第1セットを落とすが、第2セットでは第9ゲームで迎えたピンチをしのいだ後、第12ゲームで得たチャンスをモノにしてセットカウント1-1に。しかし最終セット開始直後、マレーのパフォーマンスが低下し、第1ゲーム終了時と第7ゲームの途中にトレーナーを呼ぶ事態に。結局マレーの状態は改善せず、このセットではサーブを打つ時にうまくジャンプすることができなくなったものの、そのままプレーを続行。最終的に2回ブレークされ、右手の手術後にツアー復帰を果たしたベレッティーニに優勝をさらわれたが、最後まで戦い抜いた。

マレーのパフォーマンス低下は2019年に手術した股関節に関するものかと思われたが、試合後に本人は別のことが原因だと語っている。「サーブする時、腹筋に痛みを感じたんだ。これまで感じたことがないような痛みだった。家に戻ったら原因を調べてみるつもりだよ」

「いい形で勝利できた試合がいくつかあったし、いい一週間だった。終わり方は望ましいものではなかったけどね。勝てるようなプレーはしていたと思うから、腹立たしいよ」

グラスコートでのかつての強さを垣間見せたマレー。2週間後に迫った「ウィンブルドン」でまた輝きを見せてくれるだろうか。

(WOWOWテニスワールド編集部)

※写真は「ATP250 シュトゥットガルト」でのマレー
(Photo by Bernd Weißbrod/picture alliance via Getty Images)

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