• 【マッチハイライト動画】ハチャノフ vs アルカラス／全仏オープン2022 男子シングルス4回戦

ATP：今夜、自分のためか友人のために料理をするとしたら、何を作りますか？
アルカラス：今は、僕の料理がまずかった時のために、食べ物を持ってくるように友達に伝えるよ（笑）。肉料理とポテトを作るかな。それだけだね。料理をそんなに知らないんだ。でもそうだな、美味しい焼き魚を作ってあげたいな。そう、塩焼きしたシーバスにローストポテトを添えるよ。いいディナーになるね。

ATP：料理はあまり得意ではないのですか？
アルカラス：基本しか知らない。パスタやトルティーヤとかね。料理は好きだからもっと色々知りたいけれど、勉強する時間がまだ取れていないんだ。

ATP：料理を学びたいというのは、将来的な目標ですか？
アルカラス：いつかやりたいね、うん。でもムルシアでは両親と一緒に住んでいるから、僕は料理はしない。いつか一人暮らしをするようになったら、自分のために料理したり、訪ねてくる人に振る舞えるように学びたい。それに、ムルシアにいる時も自分で自分の面倒を見られるようになるしね。

ATP：厳しい食事の管理をしていますか？
アルカラス：そんなに厳しい食事の管理はしていないけど、自分のケアはするように心がけている。キャリアのために何が良いのか、何が悪いかを学んだ。でも、少しダイエットをしなきゃいけないっていう時は、やるよ。

ATP：どうやって自分に合う食べ物を見つける方法を学びましたか？
アルカラス：栄養士を雇っているわけじゃないけれど、理学療法士のフアンホ・モレノがよく知っている。彼はすごく好奇心旺盛な人で、栄養学を勉強して、大会でアドバイスをしてくれる。僕は少しずつ学んでいるよ。

ATP：どんな食事を摂っているのですか？
アルカラス：肉よりも、魚をたくさん食べる。パスタを食べることも多い。アスリートには良いんだ。それと、脂肪という面では僕はたくさん食べても太らないから、それはラッキーだね。沢山の量を食べるのは僕にとって良いことだから、実践している。サラダもたくさん食べるし、ご飯もたくさん食べる。寿司が大好きなんだ。とても美味しいよね。

ATP：いけないと分かっていながらついつい食べてしまう物はありますか？
アルカラス：デザートとか甘いものにはあまり興味はないけど、ムルシアにいる時はハンバーガーやピザをたまに食べる。すごく好きなんだ。

ATP：食べられないものはありますか？
アルカラス：ないな。食べたいものを食べているし…自分のケアをするように心がけているけど、好きなものを見たら、喜んで食べる。特定の物を食べない人もいるけれど、僕はそういうことはしていない。目の前に出された物は何でも喜んで食べるよ。

ATP：たくさん食べることをからかわれたりしますか？
アルカラス：食べるのが好きなだけなんだ。「たくさん食べるけど、太らないね」って友達に言われるから、「君たちは食べる量が足りていないよ、もっと食べなよ」と返す。そうすると、「君は太らないから簡単にそんなことが言えるんだ」って言われる。いつもそんな感じだよ。

ATP：試合の前夜には何を食べますか？
アルカラス：寿司だね。よく食べるよ。

ATP：試合前には何を、何時間前に食べますか？
アルカラス：ミックスグルテンフリーパスタを一皿食べる。それは、グルテンの入ったのと入ってないパスタに、オリーブオイルとデーツの入ったアンブロシアっていうココアクリームがかかった料理だ。普段は、それをだいたい試合の1時間半前に食べるかな。

ATP：試合中は何を食べますか？
アルカラス：試合中は、デーツと卵白、それと確かガラナが入ったバーを食べることが多い。バナナも食べる。随分長いことそれを食べ続けているね、1年半くらいかな。とても好きなんだ。

ATP：大会のない週に、大会出場中は食べられないものを食べることはありますか？
アルカラス：あまり変わらない。変わるのはサプリメントだけだ。例えば、シーズンが始まる前はたくさん飲むんだけれど、それだけだね。

ATP：お気に入りのレストランに行ったら、何を頼みますか？
アルカラス：パスタがとても好きなんだ。お気に入りのレストランはないけれど、良いレストランに行ってパスタがあれば、頼むことが多い。

ATP：好きな食べ物で、他の人に言うと驚かれるものはありますか？
アルカラス：ケバブだね。ムルシアにいる時はよく食べる。でも、僕は凄くシンプルなんだ。食べる物で他の人を驚かせることはないと思うよ。

（WOWOWテニスワールド編集部）

※写真は2022年「ATP1000 マイアミ」でのアルカラス
(Photo by TPN/Getty Images)