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21歳以下の選手による最終戦争いはアルカラスが断トツ。ルーネはシナーに接近

「ATP1000 マドリード」でのアルカラス

21歳以下の選手を対象としたシーズン最終戦「ネクストジェネレーション・ATPファイナルズ」(イタリア・ミラン/11月8日~11月12日/室内ハードコート)。その8つの出場権を懸けた争いの中間報告をATP(男子プロテニス協会)公式ウェブサイトが伝えている。

今年得たランキングポイントだけで争われる「レース・トゥ・ミラノ」で2位に2,400ポイントもの差をつけてトップを走るのは19歳のカルロス・アルカラス(スペイン)。ラファエル・ナダル(スペイン)と並んでシーズン最多の4タイトルを獲得しているアルカラスは、「全仏オープン」でグランドスラム初のベスト8進出を果たしたことで360ポイントを加えて3,820ポイントとしている。

2位は20歳のヤニク・シナー(イタリア)で、こちらは「全仏オープン」では左膝の怪我により4回戦で棄権したため180ポイントの加算にとどまった。今季まだタイトルは獲得していないが、マイアミ、モンテカルロ、ローマのマスターズ大会でベスト8に進出するなど安定した成績を残している。そんな中、3位につける19歳のオルガ・ルーネ(デンマーク)はアルカラスと同じくグランドスラムの準々決勝まで勝ち上がったことで、2位のシナーとの差を477ポイントに縮めた。ルーネは先月行われた「ATP250 ミュンヘン」で世界ランキング3位のアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)らを破ってツアー初優勝を飾っている。

トップ3がローランギャロスでポイントを稼ぐ中、4位以下の選手たちは下部大会で結果を出している。その代表的な例が4位をキープしている20歳のロレンツォ・ムゼッティ(イタリア)で、「全仏オープン」では1回戦で第4シードのステファノス・チチパス(ギリシャ)にフルセットの末に敗れたことで10ポイントしか手にできなかったが、翌週にイタリアのフォルリで行われたチャレンジャー大会で優勝して125ポイントを持ち帰った。

さらに、そのフォルリ大会で準優勝だった21歳のフランチェスコ・パッサーロ(イタリア)が25位から13位へ、チェコのプロスチェヨフで開催されたチャレンジャー大会で準優勝を果たした19歳のDalibor Svrcina(チェコ)が17位から11位へと浮上。また、そろって20歳の3人、5位のジャック・ドレイパー(イギリス)、7位のツェン・チュンシン(台湾)、8位のブランドン・ナカシマ(アメリカ)もチャレンジャー大会で地道にポイントを積み上げている。

なお、「ネクストジェネレーション・ATPファイナルズ」の前回チャンピオンであるアルカラスは、「Nitto ATPファイナルズ」(イタリア・トリノ/11月13日~11月20日/室内ハードコート)でナダルに次ぐ2位につけているため、今年はそちらでプレーする可能性も高まっている。この「レース・トゥ・トリノ」ではさらにシナーが12位、ルーネが21位に入っているため、シーズン後半の活躍によってはトリノ行きを決める若手選手が数人出て、現在「レース・トゥ・ミラン」で9位以下につけている選手たちにもミランで出場するチャンスが巡ってくるかもしれない。

(WOWOWテニスワールド編集部)

※写真は「ATP1000 マドリード」でのアルカラス
(Photo by Clive Brunskill/Getty Images)

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