ニュース News

ラドゥカヌのウィンブルドン出場に黄信号。ノッティンガム大会で棄権

「WTA250 ノッティンガム」でのラドゥカヌ

「WTA250 ノッティンガム」(イングランド・ノッティンガム/6月6日~6月12日/グラスコート)に第2シードとして出場したエマ・ラドゥカヌ(イギリス)が怪我により1回戦で棄権しており、「ウィンブルドン」(イギリス・ロンドン/6月27日~7月10日/グラスコート)の出場が危ぶまれている。英BBCなど複数のメディアが報じた。

「WTA250 ノッティンガム」の1回戦で世界ランキング55位のビクトリヤ・ゴルビッチ(スイス)と対戦したラドゥカヌは、第1セットの序盤で左脇の痛みを訴えてメディカルタイムアウトを取った。処置を受け、痛み止めを服用したラドゥカヌはプレーを再開するも、まもなく棄権を申し出ている。試合後にラドゥカヌは「何かが引っ張られるような感覚があって、異常な感じがしたわ。何が起きたかわからなかった」とコメントし、次のように続けた。

「この大会に向けてはしっかりと準備したわ。気分も良くて落ち着いていたと思うし、コートに出た時も、もっとアグレッシブにプレーしてもいいじゃないかと思えるような場面もあったくらい。すごく残念だわ。もちろんがっかりしているし、本当に運が悪かった。でも、そういうことは自分でコントロールできるものではないから、とにかく目の前のことに集中するつもり。いいプレーはたくさんできているからそのうち結果が伴うようになるはず。何か意味があってこういうことが起きているけど、順調だって信じるしかないわ」

昨年の「全米オープン」で優勝して以降、ラドゥカヌが負傷により試合を途中で棄権するのはこれが3回目となる。

ラドゥカヌは昨年の「ウィンブルドン」にワイルドカード(主催者推薦枠)で出場しながらも4回戦まで勝ち上がって注目されると、続く「全米オープン」で予選を含む10試合すべてストレート勝ちで優勝し、一躍スター選手となった。しかし、今回の怪我の後、ラドゥカヌは今年の「ウィンブルドン」出場について、「まったくわからないわ。ただの突発的な痙攣であれば酷い状態は数日だけだと思うけど、自分では診断できないからしっかり診てもらうようにする」と述べている。ラドゥカヌは最近、BBCの番組内で元世界王者のアンディ・マレー(イギリス)と混合ダブルスを組む可能性を示唆しており、実現の時期は「近いかもしれない」と発言していた。シングルスで2度優勝しているマレーは、2019年大会でセレナ・ウイリアムズ(アメリカ)と組んで混合ダブルスにも出場している。

タイミングの悪い怪我やコーチの入れ替わりもあってか、思うような結果を残せていないラドゥカヌだが、イギリス国内での人気は健在のようで、アンバサダーを務めるエヴィアンの広告では、世界女王のイガ・シフィオンテク(ポーランド)も好きだという歌手のデュア・リパと共演。1分ほどの動画の中でラドゥカヌはリパにフォアハンドを教え、リパからはダンスを教わっている。さらに、ラドゥカヌはエリザベス女王の即位70周年「プラチナ・ジュビリー」に向けて女王陛下へお祝いのメッセージを送る一人にも選ばれていた。

(WOWOWテニスワールド編集部)

※写真は「WTA250 ノッティンガム」でのラドゥカヌ
(Photo by Nathan Stirk/Getty Images for LTA)

WOWOWテニスワールド編集部

WOWOWテニスワールド編集部

facebook twitter

速報や最新ニュース、グランドスラム、ATP、WTAなどの大会日程と試合結果情報など、テニスのすべてをお届けします!

WOWOWテニスワールド

  1. Home
  2. ニュース
  3. ラドゥカヌのウィンブルドン出場に黄信号。ノッティンガム大会で棄権