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世界ランキング、大坂は順位を5つ落とす。シフィオンテクは2位とのポイント差を約2倍に

「全仏オープン」での大坂

WTA(女子テニス協会)は6日、最新の世界ランキングを公表。大坂なおみ(日本/フリー)は「全仏オープン」(フランス・パリ/5月22日~6月5日/クレーコート)で初戦敗退となり、先週から順位を5つ落とし43位としている。

2年ぶり2度目となる「全仏オープン」優勝を果たしたのは、第1シードの世界女王、イガ・シフィオンテク(ポーランド)。今年2月の「WTA1000 ドーハ」から継続している連勝記録を35へと伸ばし、ビーナス・ウイリアムズ(アメリカ)が持つ2000年以降の最多記録に並んだ。快進撃を続けているシフィオンテクは「グランドスラムでの勝ち方や勝つために必要なことが分かるようになったの。パズルがハマったようにね。だから今回の優勝はより嬉しいし、自分自身を誇りに思うわ。2020年大会での優勝はただラッキーだったと感じるけど、今回は実力で優勝したの」と振り返る。ランキングポイントは8,631となり、1位を堅守。2位のアネット・コンタベイト(エストニア)のポイントは4,326のため、差は約2倍にも開いている。

初めてグランドスラム決勝までたどり着いた18歳の第18シード、ココ・ガウフ(アメリカ)はストレートで敗れるも、順位は10アップしキャリアハイとなる13位に。試合後には涙を流す姿も見受けられたが「世界1位のレベルを体感して、35連勝という記録を目の当たりにした今、自分のするべきことが明確になった。この先また彼女と決勝で対戦することになるはず。その時は違った結果が出せるといいわね」と今後へ向けて抱負を語った。

「全仏オープン」直前の大会「WTA250 ラバト」でツアー初タイトルを獲得し、その勢いのままグランドスラムで初のベスト4入りを果たしたマルチナ・トレビザン(イタリア)は順位を59位から27位へと伸ばしキャリアハイを更新。同じくグランドスラムで初めて準決勝へと駒を進めた第20シードのダリア・カサキナ(ロシア)も順位を8つ上げ12位となった。

一方、前回大会覇者である第2シードのバーボラ・クレイチコバ(チェコ)は初戦で敗れたため、ポイントを防衛できず2位から14位へと順位を落とした。また、前回大会でベスト4入りを果たした第4シードのマリア・サカーリ(ギリシャ)も2回戦敗退となったことで2ダウンの5位に。その影響もあり、昨年の3回戦敗退から1回戦敗退とさほど大きなポイントダウンとならなかった第5シードのコンタベイトが5位から2位に浮上しキャリアハイを更新。第3シードのパウラ・バドーサ(スペイン)は1つ上がり3位に。第6シードのオンス・ジャバー(チュニジア)が2アップし4位となりキャリアハイを更新した。前回大会準優勝者のアナスタシア・パブリウチェンコワ(ロシア)は、先月に膝の治療に専念するため今季終了を発表しており、順位を21位から83位へと下げている。

ベスト8勢でキャリアハイを更新したのは、第11シードのジェシカ・ペグラ(アメリカ)と第17シードのレイラ・フェルナンデス(カナダ)で、前者は3つ順位が上がり初のトップ10入り(8位)、後者は18位から15位へと順位を伸ばした。そのほか、クレイチコバを破り3回戦まで進出した19歳のディアン・パリー(フランス)が、15アップの82位となりキャリアハイを更新。

日本人では、1回戦敗退の土居美咲(日本/ミキハウス)が2ダウンの100位に。本玉真唯(日本/島津製作所)は予選の1回戦で敗れたものの順位を3つ上げ133位に位置している。予選の3回戦まで勝ち進んだ内島萌夏(日本/フリー)と内藤祐希(日本/亀田製菓)は共に順位を上げ、前者は13アップの196位でキャリアハイを更新し、後者は219位から199位へと上げ、昨年の7月以来にトップ200へと返り咲いた。

ダブルスでは、混合ダブルスでタイトルを手にした柴原瑛菜(日本/橋本総業ホールディングス)が順位を1つ上げ7位に。1回戦敗退の青山修子(日本/近藤乳業)はポイントの変動はなかったものの、ダブルスでも準優勝を果たしたガウフが10位から5位へと順位を伸ばしたことにより、1ダウンの10位となっている。

◇   ◇   ◇

【6月6日付最新WTAランキング】
順位(前週) 名前(国籍) ポイント

1. ← (1) イガ・シフィオンテク(ポーランド) 8,631
2. ↑ (5) アネット・コンタベイト(エストニア) 4,326
3. ↑ (4) パウラ・バドーサ(スペイン) 4,245
4. ↑ (6) オンス・ジャバー(チュニジア) 4,150
5. ↓ (3) マリア・サカーリ(ギリシャ) 4,016
6. ↑ (7) アリーナ・サバレンカ(ベラルーシ) 3,966
7. ↑ (8) カロリーナ・プリスコバ(チェコ) 3,678
8. ↑ (11) ジェシカ・ペグラ(アメリカ) 3,255
9. ← (9) ダニエル・コリンズ(アメリカ) 3,255
10. ← (10) ガルビネ・ムグルッサ(スペイン) 3,060
11. ↑ (12) エマ・ラドゥカヌ(イギリス) 2,975
12. ↑ (20) ダリア・カサキナ(ロシア) 2,765
13. ↑ (23) ココ・ガウフ(アメリカ) 2,756
14. ↓ (2) バーボラ・クレイチコバ(チェコ) 2,642
15. ↑ (18) レイラ・フェルナンデス(カナダ) 2,605
16. ↓ (13) エレナ・オスタペンコ(ラトビア) 2,596
17. ↓ (14) ベリンダ・ベンチッチ(スイス) 2,585
18. ↓ (17) アンジェリック・ケルバー(ドイツ) 2,474
19. ↓ (15) ビクトリア・アザレンカ(ベラルーシ) 2,330
20. ↓ (19) シモナ・ハレプ(ルーマニア) 2,196
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27. ↑ (59) マルチナ・トレビザン(イタリア) 1,748

43. ↓ (38) 大坂なおみ(日本/フリー) 1,235

82. ↑ (97) ディアン・パリー(フランス) 797

83. ↓ (21) アナスタシア・パブリウチェンコワ(ロシア) 793

100. ↓ (98) 土居美咲(日本/ミキハウス) 680

133. ↑ (136) 本玉真唯(日本/島津製作所) 466

196. ↑ (209) 内島萌夏(日本/フリー) 352

199. ↑ (219) 内藤祐希(日本/亀田製菓) 346

(WOWOWテニスワールド編集部)

※写真は「全仏オープン」での大坂
(Photo by Ryan Pierse/Getty Images)

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