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テニスレジェンドのビリー・ジーン・キングがレジオンドヌール勲章を受章

「全仏オープン」でナダルにトロフィーを手渡したキング

テニスで数々の功績を残したレジェンド選手であり人権活動家でもあるビリー・ジーン・キング(アメリカ)が、フランスで市民に与えられる最高の栄誉であるレジオンドヌール勲章を6月3日に授与された。米スポーツメディアESPNなど複数メディアが報じている。

キングは女子スポーツ、男女平等、スポーツ界におけるLGBTQの人々の権利への貢献を認められて今回の受賞となった。キングはエマニュエル・マクロン仏大統領によって官邸であるエリゼ宮に招待され、受章セレモニーが行われた。

その前日、キングは「全仏オープン」会場を訪れて、こちらでは彼女の1972年の優勝から50周年記念のセレモニーに参加。その日に準決勝に勝利した現世界女王イガ・シフィオンテク(ポーランド)や、元世界女王で大会ディレクターであるアメリー・モレスモー(フランス)らがコート上でキングを讃えた。

1971年、キングはキャリアを失う危険を賭して、女子プロテニス選手のためのヴァージニア・スリムズ・ツアーを創設。それが1973年に始まるWTAツアーの母体となった。

2009年には、キングはアメリカで市民に与えられる最高の栄誉である大統領自由勲章を受章している。

78歳の元世界女王キングは、1960年から1983年までプロテニス選手として活躍。「全仏オープン」のシングルスでは1972年の一度だが、グランドスラム全体ではシングルスで12回、女子ダブルスで16回、混合ダブルスで11回の優勝を遂げている。

1981年にキングは同性愛者であることをカミングアウト。有名なアスリートでカミングアウトした最初の選手だったキングは、一夜にしてすべてのスポンサー契約を失ったという。その頃のことをキングは「とても困難な時だった。心が立ち直るまで、長い時間がかかった。セラピストたちが大きな助けになってくれた。今はメンタルヘルスのことを多くの人が話題にするようになって、いいことだわ」と語っている。

(WOWOWテニスワールド編集部)

※写真は「全仏オープン」でラファエル・ナダル(スペイン)にトロフィーを手渡したキング

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