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国枝が27度目のグランドスラム優勝!「全仏ではもう優勝できないと思っていた」

「全仏オープン」での国枝

現地6月4日に行われた「全仏オープン」(フランス・パリ/5月22日~6月5日/クレーコート)14日目、国枝慎吾(日本/ユニクロ)が車いすの部の男子シングルスで優勝。グランドスラムで27個目のタイトルを手にした。「全仏オープン」公式ウェブサイトが伝えている。

第2シードの国枝は第3シードのグスタボ・フェルナンデス(アルゼンチン)と対戦。第1セットで5-0と大きくリードした末に6-2でセットを先取。第2セットでは5-3としてサービング・フォー・ザ・チャンピオンシップを迎えたが、そこから4ゲームを連取されてセットカウント1-1で並ばれる。そして最終セットでは一方がブレークするともう一方がすぐに追いつくという展開を繰り返し、第12ゲームで国枝が再度のブレークを果たして7-5とし、160分以上続いた熱戦を制した。

国枝はこれで2021年の「全米オープン」と今年の「全豪オープン」に続いてグランドスラム3大会連続優勝。通算で27個目のグランドスラムタイトルを獲得している。「全仏オープン」では2018年大会以来8度目の優勝となり、「グスタボがクレーキングだし、アルフィー・ヒュウェット(イギリス)もクレーではとても強いから、ここではもう優勝できないと思っていたよ」と国枝は話している。

その後、国枝はフェルナンデスとのペアで第1シードのアルフィー・ヒュウェット(イギリス)/ゴードン・リード(イギリス)ペアとの決勝に臨むはずだったが、こちらの試合は雨により翌日に持ち越された。

男子ダブルス決勝では、第12シードのマルセロ・アレバロ(エルサルバドル)/ジャン ジュリアン・ロジェ(オランダ)ペアが優勝。第2セットでノーシードのイバン・ドディグ(クロアチア)/オースティン・クライチェク(アメリカ)ペアが得た3つのチャンピオンシップポイントをしのいで、逆転勝利を飾った。31歳のアレバロにとってはこれが初のグランドスラム優勝で、中央アメリカ出身選手として初めての偉業を達成。パートナーのロジェは、長年の相棒だったオリア・テカウ(ルーマニア)とともに2015年の「ウィンブルドン」と2017年の「全米オープン」を制しているため、これが3度目のグランドスラム優勝。40歳のロジェはオープン化以降、最年長のグランドスラム王者となっている。

ジュニア男子のシングルスでは16歳で第14シードのGabriel Debru(フランス)が優勝。同じく16歳でノーシードのGilles Arnaud Bailly(ベルギー)からタイブレークの末に第1セットを取ると、第2セットでは2-3から4ゲームを連取した。ダブルスでは2試合続けてフルセットマッチに競り勝って決勝に勝ち上がってきた第1シードのEdas Butvilas(リトアニア)/Mili Poljicak(クロアチア)ペアが第2シードのGonzalo Bueno(ペルー)/Ignacio Buse(ペルー)ペアをストレートで退けている。

大会14日目の男子ダブルス、車いす男子、ジュニア男子の主な試合結果は以下の通り。(※[]内の数字はシード表記)

<男子ダブルス>
【決勝】

●イバン・ドディグ(クロアチア)/オースティン・クライチェク(アメリカ) 7-6(4) 6-7(5) 3-6 〇マルセロ・アレバロ(エルサルバドル)/ジャン ジュリアン・ロジェ(オランダ)[12]

<車いす 男子シングルス>
【決勝】

●グスタボ・フェルナンデス(アルゼンチン)[3] 2-6 7-5 5-7 〇国枝慎吾(日本/ユニクロ)[2]

<ジュニア 男子シングルス>
【決勝】

●Gilles Arnaud Bailly(ベルギー) 6-7(5) 3-6 〇Gabriel Debru(フランス)[14]

<ジュニア 男子ダブルス>
【決勝】

〇Edas Butvilas(リトアニア)/Mili Poljicak(クロアチア)[1] 6-4 6-0 ●Gonzalo Bueno(ペルー)/Ignacio Buse(ペルー)[2]

(WOWOWテニスワールド編集部)

※写真は「全仏オープン」での国枝
(Photo by Ryan Pierse/Getty Images)

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