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全仏で2度優勝したワウリンカに続けるか?ジュニアから未来のチャンピオンへ

2005年「全仏オープン」でのワウリンカ

「全仏オープン」(フランス・パリ/5月22日~6月5日/クレーコート)ではジュニアも大詰めを迎えている。かつてそのチャンピオンだったプロ選手の活躍を大会公式ウェブサイトが紹介した。

グランドスラムのジュニア大会での優勝は、必ずしもプロとしてのテニスキャリアが花開くことを保証するものではないが、オープン化以降に「全仏オープン」のジュニアとプロのシングルスの両方でタイトルを獲得している選手が何人もいるのも確かだ。例えば、2003年の「全仏オープン」のジュニア大会で優勝した元世界ランキング3位のスタン・ワウリンカ(スイス)は、2015年にプロとしてもローランギャロスのチャンピオンに輝き、イワン・レンドル(アメリカ)とマッツ・ビランデル(スウェーデン)の後に続いた。女子選手としては、ジュスティーヌ・エナン(ベルギー)とHana Mandlikova(オーストラリア)、Francois Durr(フランス)、ミマ・ヤウソベッツ(スロベニア)、ジェニファー・カプリアティ(アメリカ)、そして世界19位のシモナ・ハレプ(ルーマニア)が同じ偉業を達成している。

今年の「全仏オープン」に第17シードとして出場し、ベスト8まで残ったレイラ・フェルナンデス(カナダ)は、第3シードのパウラ・バドーサ(スペイン)、第14シードのベリンダ・ベンチッチ(スイス)、第20シードのダリア・カサキナ(ロシア)らと並んで、今大会の女子シングルスに出場した11人のジュニア大会チャンピオンの一人。19歳のフェルナンデスが2019年のジュニア大会でタイトルを獲得したのはまだ比較的最近のことであり、それはプロとしてもパリで活躍できた要因の一つのようだ。「ここでプレーしたことが、WTAツアーに加わってからの最初の数年間、新しい環境に慣れて足場を固めるのに役立ったと思うわ」とフェルナンデスは話している。「ジュニアのグランドスラムでは、プロのプレーやウォーミングアップを見ることができるのがいいところね」

男子シングルス4回戦で第4シードのステファノス・チチパス(ギリシャ)を破った19歳で世界40位のホルガ・ルーネ(デンマーク)も、フェルナンデスと同じ2019年のジュニア大会覇者。「今振り返ってみても、自分のキャリアの中でも信じられないような瞬間だった。ここでそれを成し遂げるのは特別なことだ」と述べている。

2005年のジュニア大会で優勝したマリン・チリッチ(クロアチア)は今年の「全仏オープン」に第20シードとして出場し、準決勝進出。この結果により33歳のチリッチは、ロジャー・フェデラー(スイス)、ラファエル・ナダル(スペイン)、ノバク・ジョコビッチ(セルビア)、アンディ・マレー(イギリス)というビッグ4に続いて現役選手として5人目のグランドスラム4大会すべてでベスト4に進出した選手という称号を手にした。

女子シングルスの決勝で第1シードのイガ・シフィオンテク(ポーランド)と対戦する第18シードのココ・ガウフ(アメリカ)も、2018年のジュニア大会で優勝している。当時14歳2ヶ月だったガウフは史上5番目に若いジュニアチャンピオンに。そして18歳となった今は、2004年に17歳で「ウィンブルドン」を制したマリア・シャラポワ(ロシア)以来の女子シングルスの」最年少グランドスラムファイナリストとなった。

今大会に出場した元ジュニアシングルス覇者20人のうち唯一勝ち残ったガウフは、ワウリンカたちに続いてジュニアとプロの「全仏オープン」優勝2冠を達成できるのか、また、今年のジュニア大会からも将来のスター選手が誕生するかが注目される。

(WOWOWテニスワールド編集部)

※写真は2005年「全仏オープン」でのワウリンカ
(Photo by Horacio Villalobos/Corbis via Getty Images)

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