ニュース News

シフィオンテク、心理学者とツアーを回ることの大切さを語る

「全仏オープン」の会見でのシフィオンテク

今シーズンすでに「WTA1000 ドーハ」、「WTA1000 インディアンウェルズ」、「WTA1000 マイアミ」、「WTA500 シュトゥットガルト」、「WTA1000 ローマ」の5大会で優勝をしている世界女王のイガ・シフィオンテク(ポーランド)。現在開催中の「全仏オープン」(フランス・パリ/5月22日~6月5日/クレーコート)でも決勝進出を決めており、今年2月から継続している連勝記録を34へと伸ばしている。そんな絶好調のシフィオンテクがスポーツ心理学者と共にツアーを回ることの利点について明かした。英スポーツメディア EUROSPORTが報じている。

ほんのわずかなメンタル面の違いが勝敗を分けることもあるテニス。昨今選手たちの中には心理学者をチームスタッフに加えたり、定期的に精神科に通ったりする選手が増えている。大坂なおみ(日本/フリー)もインディアンウェルズ大会の試合中に観客から野次を飛ばされた後に、調子を立て直すことができず敗れて以来、心理学者と話す機会を設けているという。これについて本人も「どれほど効果的なのか気付くことができた。今は心理学者の方がおすすめしてくれた全てのことをやってみようとしてる」と述べ、試合に挑むにあたってプラスになっていることが多いようだ。

シフィオンテクもツアーにスポーツ心理学者のダリア・アブラモビッチさんを帯同させることにより、自信喪失を克服できるなど大きなメリットを実感。今季のシフィオンテクの大きな成長の裏には、アブラモビッチさんの存在が大きな役割を果たしている。

「彼女のサポートは私にとってとても重要なの。疑問があるときなどすぐに話をすることができる人が側にいるというのは幸せ。自分とは別の視点の意見も聞けるし、私の強みは何か思い出させてくれる。そういった要素が1つになり、コート上で物事がうまくいくように感じるわ」

しかしシフィオンテクは、スポーツ心理学者とツアーを回ることが全ての選手にとって良い事というわけではなく、人それぞれ違うと付け加えた。

「選手がどうしていきたいかによって違うと思う。月に数回心理学者と話すだけでいいという選手もいる。私にとっては心理学者とツアーを回ることが良いと思ったの。いつもそばにいて、私が勝った時や負けた時にどんなふうに感じているか分かってくれている人でないと、信頼するのは難しいから。お互いのことをよく知るようになるとより簡単になるわ。みんなが同じことをする必要はない。それぞれ自分なりのやり方を見つけたらいいと思う」

日本時間の本日22時以降に行われる「全仏オープン」決勝では、18歳の第18シード、ココ・ガウフ(アメリカ)と対戦予定。勝てばテニス界のレジェンドであるビーナス・ウイリアムズ(アメリカ)が持つ2000年以降最多となる35連勝に並び、2度目のグランドスラムでの優勝となる。

「私には限界はないと自分自身に証明したい。グランドスラムだから、少し空気が違ってて、プレッシャーも大きくなる。常に疑いを持ってるけど、それにどう対処するかが大切。今大会では自信を持って、恐れ知らずにプレーをし続けられて嬉しい。もうすでに多くのポイントを獲得してるから、何も守る必要はないの」と語るシフィオンテクが決勝でどのようなプレーを見せてくれるのか注目だ。

(WOWOWテニスワールド編集部)

※写真は「全仏オープン」の会見でのシフィオンテク
(Photo by Robert Prange/Getty Images)

WOWOWテニスワールド編集部

WOWOWテニスワールド編集部

facebook twitter

速報や最新ニュース、グランドスラム、ATP、WTAなどの大会日程と試合結果情報など、テニスのすべてをお届けします!

WOWOWテニスワールド

  1. Home
  2. ニュース
  3. シフィオンテク、心理学者とツアーを回ることの大切さを語る