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柴原が決勝へ!国枝と小田、女子シングルス準決勝など注目カード目白押し[全仏オープン]

「WTA1000 マイアミ」での柴原

現地6月2日に行われる「全仏オープン」(フランス・パリ/5月22日~6月5日/クレーコート)混合ダブルス決勝に、柴原瑛菜(日本/橋本総業ホールディングス)が登場。シングルスでは女子準決勝2試合が行われる。車いすの男子ではシングルス準決勝で、今回グランドスラム初出場で初勝利を挙げた16歳の小田凱人(日本/東海理化)が、第2シードの国枝慎吾(日本/ユニクロ)に挑む。二人はそれぞれダブルスにも出場。女子では昨日シングルスで上地結衣(日本/三井住友銀行)に敗れた大谷桃子(日本/かんぽ生命保険)がダブルスに登場。クアードでは菅野浩二(日本/リクルート)がシングルスとダブルスに臨む。

女子ダブルスの世界ランキング8位の柴原は、男子ダブルス世界11位のヴェスレイ・クールホフ(オランダ)と組んで、第2シードとして混合ダブルスに出場。本日センターコートであるコート・フィリップ・シャトリエで、現地12時(日本時間19時)開始予定の決勝に臨む。日本人選手がグランドスラムの混合ダブルス決勝に進んだのは、1999年の「全米オープン」をマヘシュ・ブパシ(インド)とのペアで制した杉山愛さん以来。「全仏オープン」では、同じくブパシと組んで1997年大会で優勝した平木理化さん以来となる。柴原にとってはシングルス、女子ダブルスを含めてこれが初めてのグランドスラム決勝進出だが、パートナーのクールホフは2020年「全米オープン」男子ダブルスで、ニコラ・メクティッチ(クロアチア)と組んで準優勝を遂げている。

柴原ペアは初戦こそ10ポイントタイブレークの第3セットにもつれ込んだが、その後3試合はいずれもストレート勝利、なぜか毎回6-3、6-4というスコアで勝ち進んできた。決勝の相手は、世界43位ウルリカ・エイケリ(ノルウェー)と世界50位ヨラン・フリーゲン(ベルギー)のペア。エイケリ/フリーゲン組はノーシードながら、第6シードと第4シードのペアを倒し、ここまで4試合中3試合で第1セットを取られるという苦境から逆転勝利を果たしている。柴原/クールホフ組は初めての栄冠を掴めるだろうか。

女子シングルスでは5月31日に21歳の誕生日を迎えた第1シードの世界女王イガ・シフィオンテク(ポーランド)が、第20シードのダリア・カサキナ(ロシア)との準決勝に臨む。シフィオンテクは2月の「WTA1000 ドーハ」から5大会連続優勝、試合は現在33連勝中。4回戦ではタイブレークの末に第1セットを落としたが、それ以外の4試合はすべてストレート勝ち。シフィオンテクが「全仏オープン」最多記録である13回の優勝を遂げているラファエル・ナダル(スペイン)の大ファンであることは有名な話だが、実はカサキナもナダルファンで、一昨日のノバク・ジョコビッチ(セルビア)との準々決勝の時は、第2セット途中でナダルがリードしていたので安心して眠りについたという。翌日、ジョコビッチが第2セットを取り返し、第4セットでも一時はリードしていたと知ったカサキナは、「第2セットの途中で寝てしまって良かった、そうでなければ眠れなくなっていた」と思ったそうだ。2014年「全仏オープン」ジュニア覇者であるカサキナは今大会好調で、ここまで1セットも落とさずに勝ち進んできている。二人の対戦成績はシフィオンテクの3勝1敗で、今年は「全豪オープン」、「WTA500 ドバイ」、「WTA1000 ドーハ」で対戦し、すべてシフィオンテクがストレートで勝利している。

もう一つの女子シングルス準決勝では、第18シードの18歳ココ・ガウフ(アメリカ)がノーシードの世界59位マルチナ・トレビザン(イタリア)と対戦。ガウフはここまですべてストレート勝利、トレビザンは準々決勝で第17シードのレイラ・フェルナンデス(カナダ)に1セットを落としたのみ。二人は2020年の「全仏オープン」2回戦で対戦しており、その時はトレビザンがフルセットで勝利している。トレビザンはその年に、ガウフは翌2021年にベスト8進出を果たしているが、準決勝まで進んだのは両者ともこれが初めてだ。

本日コート12はちょっとしたジャパンデーとなっている。まず現地11時(日本時間18時)開始予定の第1試合では、クアードシングルスで世界5位の菅野が世界6位のヒース・デビッドソン(オーストラリア)と対戦。対戦成績は菅野の8勝6敗だ。菅野はその後、コート11で現地15時(日本時間22時)以降に予定されているダブルスで、Donald Ramphadi(南アフリカ)と組んで第1シードのサム・シュレーダー(オランダ)/ニルス・フィンク(オランダ)ペアと対戦する。

コート12の第2試合では世界9位の小田が、車いすテニス界のレジェンド、グランドスラムシングルス26回優勝の国枝に挑む。小田はシニア大会での経験がまだ浅いため、二人が対戦したのは今年1月のメルボルン大会一度だけだが、7-6、7-6という接戦の末に国枝が勝利している。小田は2試合目の勝利後、「昨日は初めてのグランドスラムだったので少し緊張したけれど、今日は2試合目だったのでリラックスしてできました」と語った。38歳の元世界王者と、将来の世界王者を目指す16歳の対決だ。

国枝はその後、第3試合の大谷の試合をはさんで同じコートの第4試合で、グスタボ・フェルナンデス(アルゼンチン)と組んだダブルスで、トム・エフベリンク(オランダ)/ヨアキム・ジェラード(ベルギー)ペアと対戦。小田はコート13の第4試合で、Guilhem Laget(フランス)とのペアでダニエル・カベルサスチ(スペイン)/マルティン・デ ラ フェンテ(スペイン)ペアと戦う。

コート12の第3試合に登場するダブルス世界13位の大谷は、同7位のジュ・ジェンジェン(中国)とのペアで、同6位のダナ・マシューソン(アメリカ)と同4位のルーシー・シューカー(イギリス)のペアとの準々決勝に臨む。

レジェンド部門では今日も、ガブリエラ・サバティーニ(アルゼンチン)やフラビア・ペンネッタ(イタリア)、マルコス・バグダティス(キプロス)、ゴラン・イバニセビッチ(クロアチア)といった懐かしい選手たちのプレーを見ることができる。

WOWOWテニスワールドでは試合のスコア速報と、いくつかのコートの試合をライブ配信でお届けしている。

(WOWOWテニスワールド編集部)

※写真は「WTA1000 マイアミ」での柴原
(Photo by Aaron Gilbert/Icon Sportswire via Getty Images)

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