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シフィオンテク、32連勝を達成したのはあるアーティストのおかげ!?

「全仏オープン」でのシフィオンテク

「全仏オープン」(フランス・パリ/5月22日~6月5日/クレーコート)の女子シングルス4回戦を突破して連勝を32に伸ばした第1シードのイガ・シフィオンテク(ポーランド)が、その試合について語った。英BBCなど複数のメディアが報じている。

今大会でストレート勝利を重ねていたシフィオンテクは、世界ランキング74位のジャン・チェンウェン(中国)と対戦した4回戦で初めてセットを落としている。だが、その後にチェンウェンが腹痛と太腿の痛みに見舞われたこともあり、シフィオンテクは6-7(5)、6-0、6-2の逆転勝ちで32連勝を達成。2000年以降では3番目に長い元世界女王ジュスティーヌ・エナン(ベルギー)の連勝記録に並んだ。

一方で、試合の内容を見てみると、シフィオンテクは第1セットでサービスゲームに苦しみ、フォアハンドのミスが続いた。さらに、初めて「全仏オープン」出場を果たした新星、19歳のジャンが質の高いリターンを返してシフィオンテクのミスを誘っている。ゲームカウント5-2でリードしていたシフィオンテクは追いつかれ、同じく5-2で主導権を握っていたタイブレークでも相手に逆転を許してしまい、第1セットを落とした。その後は安定した強さを披露したものの、第3セットでもシフィオンテクのショットは正確さに欠け、ミスをした後に苛立ちを露にする姿も見られた。試合を振り返ってシフィオンテクはこう語っている。

「途中から少し力を抜くようにしたの。彼女は重いトップスピンを使って、本当にいいテニスをしていたわ。第2セットで気をつけたのは、彼女にそれを繰り返させないようにすること。もう少し速くプレーして、彼女にプレッシャーをかけることができたことにはすごく満足している。第2セットではもっと集中しようと思って、あまりしゃべらないようにしたの。フォアハンドのスピードを上げたのが解決策になったのかもしれない。でも、それよりも少し頭がクリアになったのが良かったんだと思う」

「頭の中で歌うようにしたの。第1セットでは技術的なことに集中し過ぎてうまくいかなかったことに気づいたから。うまくいかない分、ますます緊張してしまって、相手のショットにベストな状態で構えることができなかった。だから、デュア・リパの歌を頭の中で歌っていたんだけど、なんだか後ろめたい気持ちになってしまったわ」

2月の「WTA1000 ドーハ」から連勝をスタートさせたシフィオンテクがそれ以降でセットを落としたのはこれがわずか6試合目。さらに、今年の「全仏オープン」における最初の3試合では合計12ゲームしか落としておらず、ここ数ヶ月におけるシフィオンテクの圧倒的な強さを物語っている。今回の試合で追い上げる側に立たされたシフィオンテクは、数週間かけて築き上げた勢いを失うことがいかに簡単であるかを思い知らさながらも、前向きなコメントを残した。「今日のような試合を経験できて良かった。冷たいシャワーを浴びた時みたいに目が覚めた感じね。第1セットを失った後、どのように解決策を見出すか、改めて考えさせられたわ。この試合からはポジティブなものを得ることができたと思っている。きっと次の試合にも活かすことができるわ」

シフィオンテクは準々決勝で第11シードのジェシカ・ペグラ(アメリカ)と対戦する。二人は4月の「WTA1000 マイアミ」の準決勝でも顔を合わせており、この時はシフィオンテクがストレート勝利を収めている。

(WOWOWテニスワールド編集部)

※写真は「全仏オープン」でのシフィオンテク
(Photo by John Berry/Getty Images)

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