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グラスコートで今季初勝利のマレー、ウィンブルドンの処分について語る

サービトンチャレンジャー大会でのマレー

元世界王者のアンディ・マレー(イギリス)は「ウィンブルドン」(イギリス・ロンドン/6月27日~7月10日/グラスコート)に向けて大事を取る形で、現在開催中の「全仏オープン」(フランス・パリ/5月22日~6月5日/クレーコート)を欠場。現地5月30日に地元のチャレンジャー大会に出場し、一足早くグラスシーズンを迎えていた。ATP(男子プロテニス協会)公式ウェブサイトなど複数のメディアが報じている。

マレーが出場した大会は母国のイギリス、サービトンで5月30日に開幕したチャレンジャー大会。同大会にマレーが出場するのは2004年以来18年ぶりのことだ。第1シードのマレーは1回戦で世界ランキング125位のユーリ・ロディオノフ(オーストリア)と初対戦し、6-2、6-1でストレート勝ちを収めた。この試合エースを9本決め、またファーストサーブ後のポイント取得率が92%と調子の良かったマレーは、各セット2度ずつブレークに成功しわずか57分で決着をつけた。

現在世界67位のマレーは今後、6月に開催される「ATP250 シュトゥットガルト」と「ATP500 ロンドン」に出場予定。これらの大会の結果次第では、「ウィンブルドン」でシード権を得られる可能性がある。「何試合勝てばシード権を得られるのか分からないけど、どちらかの大会で勝ち進むことができればチャンスはあると思ってる」と意気込みを語った。さらに混合ダブルスで全米女王のエマ・ラドゥカヌ(イギリス)とペアを組み出場したいとの発言もあったが、あくまでもお互いにシングルスを優先するため実現するのは難しそうだ。

またATPやWTA(女子テニス協会)、ITF(国際テニス連盟)が今年の「ウィンブルドン」でのランキングポイントを付与しないと決定したことに関しても考えを明かした。

「僕は“ウィンブルドン”が良い選手たちを集めて開催されるだろうと信じてる。ポイントが付与されなくても選手たちが出場を取りやめないのであれば、ATPにとって良い動きではなかったんじゃないかと思う。多くの選手は不満を持っていて、この決定を下してほしくなかったと思ってる」

ロシアと同盟国のベラルーシの選手はイギリスで開催されるすべての大会への出場を禁止されており、男子では世界2位のダニール・メドベージェフ(ロシア)や世界7位のアンドレイ・ルブレフ(ロシア)、女子では世界7位のアリーナ・サバレンカ(ベラルーシ)や元世界女王のビクトリア・アザレンカ(ベラルーシ)などの多くの選手が影響を受けている。

マレーは、「今ウクライナで起こっていることに関して支持する人はATPにはいないと思う。彼らは可能な限り選手を守ろうとしてて、だからあの決断を下したんだ。一部の選手それでいいと思ったかもしれないけど、大多数はそうじゃない。マドリード大会の時に何人かロシア人選手と話したけど、彼らには同情するよ。彼らの中にウクライナで起こっていることに関して賛成してる人がいるとは思えない。でも彼らにとってこれについて公に話すのは簡単ではないと分かってる。それは難しいことなんだ」と述べた。

(WOWOWテニスワールド編集部)

※写真はサービトンチャレンジャー大会でのマレー
(Photo by Tom Dulat/Getty Images for LTA)

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