長年テニス界を牽引してきたロジャー・フェデラー(スイス)とアンディ・マレー(イギリス)。そんな二人が週末にそれぞれInstagramを更新し、フォロワーを楽しませた。ATP(男子プロテニス協会)公式ウェブサイトが伝えている。
元世界王者のフェデラーは、ウィローという名前の犬を家族に迎え入れたことを報告。茶色いカリーヘアーが愛らしいウィローを抱きしめるフェデラーの表情は優し気でご満悦。「降参だ…。でもこれ以上にないほど幸せだよ。僕たちの家族へようこそ、ウィロー」とのコメントから、早くもウィローの虜になって親バカぶりを発揮しているご様子だ。
この投稿に対し、動物が大好きなことで有名なデニス・シャポバロフ(カナダ)や、ドミニク・ティーム(オーストリア)が目をハートにした絵文字で反応。また、専用のアカウントを作るほど愛犬に夢中なキャスパー・ルード(ノルウェー)は、「もし友達を探しているんだったら友達になろうよ!」とお誘いのメッセージを送っている。
同じくテニスの元世界王者であるマレーは、「“ウィンブルドン”の準備はいい具合だよ」というコメントとともにドラゴンの着ぐるみを着た写真をシェア。おちゃらけた格好なのに、真顔で仁王立ちするマレーが何ともシュールだ。「#kids」というタグがついていることから、4人の子どもたちと遊んで楽しい時間を過ごしたことがうかがえる。
かつてマレーのコーチを担当していた元世界ランキング2位のアレックス・コレチャは、「僕がウィンブルドンで上手くプレーできなかった理由が分かったよ。その服を持ってなかったんだから!」とお茶目にリプライ。今年の「ウィンブルドン」では、マレーのドラゴンのように強いプレーに期待できるのかもしれない。
現在、ツアー復帰に向けてリハビリ中のフェデラー。そして、現在開催中の「全仏オープン」をはじめとしたクレーシーズンのほとんどの大会をスキップし、「ウィンブルドン」に焦点を当てているマレー。二人のベテラン選手のさらなる挑戦を応援したい。
(WOWOWテニスワールド編集部)
※2021年の「レーバー・カップ」でのフェデラー
(Photo by Carmen Mandato/Getty Images for Laver Cup)