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ジョコビッチ、コロナ騒動後のスポンサーとの話し合いについて語る

2017年のラコステのイベント出席時、ブランドロゴと写真を撮るジョコビッチ

ディフェンディングチャンピオンとして「全仏オープン」(フランス・パリ/5月22日~6月5日/クレーコート)に臨んでいる世界王者のノバク・ジョコビッチ(セルビア)が、スポンサーとの今の状況について明かした。英Express紙が報じている。

今年1月、新型コロナワクチンを接種していないジョコビッチがオーストラリアから強制出国となったことは、テニス界を越えて世界中で賛否両論を巻き起こした。ジョコビッチのブランドイメージや今後の大会出場が危ぶまれ、フランスの自動車メーカーのプジョー、フランスのスポーツウェアメーカーのラコステ、スイスの高級腕時計メーカーのウブロや日本のアシックスなど、ジョコビッチとスポンサー契約を結ぶ大手ブランドの動向にも注目が集まった。

そんな中、3月にプジョーが2014年から続いてきたジョコビッチとの契約を終了することが明らかに。プジョーの親会社であるStellantisグループのCEOカルロス・タバレス氏はその理由を説明していないが、セルビアのジャーナリストによれば、ジョコビッチがワクチンを接種していないこととは関係なく、コロナ禍で経営が大きな打撃を受けたことでジョコビッチとの大型契約を維持できなくなったからのようだ。

そして5月には、3年間スポンサーを務めてきたアメリカのテクノロジー企業UKGも、ジョコビッチとの契約を更新しないことを発表した。ジョコビッチは「正式な声明が出るまで、僕の口から詳細は話せない」とコメント。「メインスポンサーの何社かが残ってくれていることには感謝しているけど、契約を終了したスポンサーもいる。僕は、彼らがスポンサーを続けるべきかどうかを判断する立場にはない」

一方で、2017年から契約しているラコステとは今でも良好な関係を続けているようだ。オーストラリアでの一件に対してコメントを控えていたほかのスポンサーとは異なり、ラコステは1月17日にジョコビッチの出国が決定した際に声明を出し、「できるだけ早くジョコビッチと連絡を取り、オーストラリア滞在に伴う一連の出来事について確認する予定だ」と前向きな姿勢を示していた。ラコステは昨年の夏にジョコビッチとの契約を2025年にまで延長している。

ジョコビッチは「主にエドアルド(ジョコビッチの代理人の一人)を通してだけど、僕たちは定期的に連絡を取り合っていて、個人的にもラコステのトップと話をしている」と明かした。「彼らは当時の状況や、何が起きているかをすべて理解してくれていた。僕はグローバルアンバサダーとして彼らにとって重要な存在だ。とはいえ、彼らも難しい立場へと追い込まれていた。メディアや、僕がラコステと契約していることに不満を抱いていると思われる顧客からプレッシャーをかけられていたことを明かしてくれている」

「チャレンジはつきものだけど、それでも彼らは良い選択をしてくれたと思っているし、そのことに感謝している。これまでと同じように、ラコステを代表する選手としてベストを尽くしたい。ラコステはテニス界で最も偉大なブランドのひとつであり、素晴らしい伝統を持つブランドだ。自分のシャツにこのクロコダイルのロゴが付いていることを誇りに思っているよ」

シーズン5大会目となる「ATP1000 ローマ」で今季初優勝を飾ったジョコビッチは、現在「全仏オープン」に第1シードとして出場中だ。

(WOWOWテニスワールド編集部)

※写真は2017年のラコステのイベント出席時、ブランドロゴと写真を撮るジョコビッチ
(Photo by Frederick M. Brown/Getty Images)

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