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ジョコビッチ、メドベージェフ、ズベレフが世界王者となるには?

「デビスカップ・クオリファイアーズ」でのズベレフ

現在行われている「全仏オープン」(フランス・パリ/5月22日~6月5日/クレーコート)では、世界王者のノバク・ジョコビッチ(セルビア)、世界ランキング2位のダニール・メドベージェフ(ロシア)、世界3位のアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)の間で、世界1位の座をめぐって三つ巴の戦いが繰り広げられている。ジョコビッチはどうすれば世界王者の座を守れるのか、メドベージェフとズベレフはどこまで勝ち進めばトップに立てるのかについて、ATP(男子プロテニス協会)公式ウェブサイトが報じた。

新型コロナウイルスの影響で昨年の「全仏オープン」開幕が例年より1週間遅れたことにより、今年の大会が終了した後、6月6日に更新されるランキングではまだ昨年の大会で獲得したポイントが加算されたままとなる。しかし、翌週13日の更新ではそのポイントが失われ、今年の「全仏オープン」と「ATP250 シュトゥットガルト」(ドイツ・シュトゥット  ガルト/6月6日~6月12日/グラスコート)、「ATP250 セルトーヘンボス」(オランダ・セルトーヘンボス/6月6日~6月12日/グラスコート)で獲得したポイントが加算される形だ。

このような状況の中、6月13日にジョコビッチが世界1位から陥落し、代わりにメドベージェフかズベレフが世界王者に浮上する可能性がある。3人の昨年の「全仏オープン」での結果と獲得ポイントを見てみると、優勝したジョコビッチが2,000ポイント、準々決勝に進んだメドベージェフが360ポイント、準決勝に進んだズベレフが720ポイント。「全仏オープン」直前の今月23日に更新されたランキングでは、ジョコビッチが8,660ポイント、メドベージェフが7,980ポイント、ズベレフが7,075ポイントを保有している。

今大会で最も多くのポイントを防衛しなければならないジョコビッチは、自力で世界1位の座を確実に守ることはできない。ジョコビッチがたとえ連覇を果たしても、この時に決勝の相手がメドベージェフであれば、メドベージェフが13日に400ポイント以上の差をつけて世界1位に返り咲く。また、3人は現在2回戦まで勝ち進んでいるが、仮にメドベージェフが2回戦で敗れたとしても、ジョコビッチは世界1位をキープするために少なくとも決勝にまで進まなければならない。さらに、ジョコビッチとズベレフがそれぞれ順当に勝ち上がった場合には準決勝で対戦する可能性があるが、ここでジョコビッチが負ければ世界3位に転落する。

一方、ズベレフが優勝し、メドベージェフが決勝進出を果たせなければ、ズベレフは28人目の選手として世界1位の名誉に浴す。ただし、メドベージェフが全仏でベスト4に進み、さらに翌週に出場予定の「ATP250 セルトーヘンボス」で15ポイント以上を獲得すれば、13日時点で世界1位に立つのはメドベージェフとなる。今のところジョコビッチとズベレフは「ATP250 シュトゥットガルト」と「ATP250 セルトーヘンボス」のいずれにもエントリーしていない。

世界1位をめぐっての三つ巴に注目が集まる一方、19歳のカルロス・アルカラス(スペイン)は自己最高位となる6位で「全仏オープン」に臨んでいる。もし、アルカラスがここで初のグランドスラムタイトルを獲得すれば6日の更新で世界4位に、13日の更新で世界3位にまで上昇する可能性がある。ほかにも、今シーズン3つのタイトルを獲得している世界5位のラファエル・ナダル(スペイン)や、昨年の決勝でジョコビッチに敗れた世界4位のステファノス・チチパス(ギリシャ)からも目が離せないだろう。

(WOWOWテニスワールド編集部)

※写真は「デビスカップ・クオリファイアーズ」でのズベレフ
(Photo by Buda Mendes/Getty Images)

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