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西岡が初戦で世界王者ジョコビッチと!全仏オープンのドローが発表に

「ATP1000 マイアミ」での西岡

現地5月19日に「全仏オープン」(フランス・パリ/5月22日~6月5日/クレーコート)シングルスのドローが決定。男子ではトップシードの世界王者ノバク・ジョコビッチ(セルビア)が、1回戦で西岡良仁(日本/ミキハウス)と対戦。また最多記録である13回の優勝を遂げているラファエル・ナダル(スペイン)は、かなり厳しい展望になっているようだ。「全仏オープン」公式サイトなど複数メディアが報じている。

新型コロナワクチン未接種絡みの問題で「全豪オープン」に出場できなかったジョコビッチには、今大会が今年最初のグランドスラムとなる。オーストラリアからの帰国後はなかなか調子の上がらない様子が見られたが、今月の「ATP1000 ローマ」で今季初優勝。しっかり照準を合わせてきたようだ。

そんなジョコビッチと1回戦で対戦するのが世界ランキング94位、26歳の西岡だ。西岡とジョコビッチは2019年「デビスカップ・ファイナルズ」と2020年「全豪オープン」3回戦で対戦し、いずれもジョコビッチがストレートで勝利している。世界王者を相手にどこまで食い下がれるか、西岡のファイティングスピリットが見たい。

シード選手が順調に勝ち上がった場合には、ジョコビッチは4回戦で第15シードのディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン)と、準々決勝では長年のライバルである第5シードのナダルとの対決となる。だがナダルの方は、2回戦で2015年全仏覇者であるスタン・ワウリンカ(スイス)と、3回戦では2019年「ATP1000 モンテカルロ」でナダルを破った元世界9位のクレー巧者ファビオ・フォニーニ(イタリア)と、4回戦では第9シードのフェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)と対戦の可能性がある。

ジョコビッチやナダルと共にトップハーフに入ったのは、第3シードのアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)。ズベレフの初戦の相手は予選勝者で、最初に当たる可能性のあるシード選手は3回戦での第25シード、アレハンドロ・ダビドビッチ フォキナ(スペイン)。4回戦では第13シードのテイラー・フリッツ(アメリカ)と当たる見込みだが、もし世界105位のダニエル太郎(日本/エイブル)が1回戦でワイルドカード(主催者推薦枠)で出場の世界209位グレゴワール・バレール(フランス)を、さらに2回戦で第23シードのジョン・イズナー(アメリカ)と世界86位カンタン・アリス(フランス)の勝者を倒せば、3回戦でフリッツとの対戦となり、フリッツを倒せばズベレフの4回戦の相手はダニエルになる。

そして準々決勝でズベレフ(あるいはダニエル?)を待ち受ける可能性があるのは、いま男子テニス界で最もホットな19歳、第6シードのカルロス・アルカラス(スペイン)だ。アルカラスは初戦で予選勝者と対戦し、最初に当たりそうなシード選手は、昨年の「ネクストジェネレーション・ファイナルズ」の優勝を争った第27シードのセバスチャン・コルダ(アメリカ)。4回戦で対戦見込みなのは第10シードのキャメロン・ノリー(イギリス)で、ノリーは3回戦で第21シードのカレン・ハチャノフ(ロシア)と当たりそうだが、初戦で予選勝者と戦うハチャノフは、2回戦で「全仏オープン」準優勝2度のドミニク・ティーム(オーストリア)との対戦となりそうだ。昨年6月に右手首を負傷し、今年3月に実戦復帰後5連敗と苦しむティームは、1回戦で世界87位のウーゴ・デリエン(ボリビア)と対戦。また赤土のコートで輝くティームを見ることができるだろうか。

ボトムハーフの第2シード、世界2位のダニール・メドベージェフ(ロシア)はクレーを苦手としていることで有名なうえに、今年はヘルニアの手術を受けて先日約1ヶ月半ぶりに「ATP250 ジュネーブ」で復帰したが、初戦敗退。それでも昨年の「全仏オープン」では大会初勝利を挙げるとベスト8まで勝ち進んだので、本来の調子を取り戻せれば、ある程度の活躍は期待されている。初戦の相手は世界98位のファクンド・バグニス(アルゼンチン)、その後はシード選手が順調に勝ち上がれば、3回戦で第28シードのミオミル・キツマノビッチ(セルビア)、4回戦で第16シードのパブロ・カレーニョ ブスタ(スペイン)と対戦の見込みだが、カレーニョ ブスタの初戦の相手は今季限りで引退を表明しているワイルドカードの世界159位ジル・シモン(フランス)となっている。準々決勝でメドベージェフと当たりそうなのは第7シードのアンドレイ・ルブレフ(ロシア)だが、ルブレフはその前に4回戦で第11シードのヤニク・シナー(イタリア)と対戦見込みだ。

そしてメドベージェフと同じボトムハーフにいるのが第4シードの昨年準優勝者ステファノス・チチパス(ギリシャ)。チチパスは1回戦で世界57位の20歳ロレンツォ・ムゼッティ(イタリア)と対戦後、3回戦で第29シードのダニエル・エバンズ(イギリス)と、4回戦で第14シードのデニス・シャポバロフ(カナダ)と対戦見込みだが、シャポバロフはまず1回戦で世界40位の19歳オルガ・ルーネ(デンマーク)と対戦し、3回戦では第19シードのアレックス・デミノー(オーストラリア)と当たりそうだ。そのデミノーの初戦の相手である世界68位、21歳のユーゴ・ガストン(フランス)は、2020年の本大会でワウリンカを破って4回戦に進出したドロップショットの名手だ。

そしてチチパスと準々決勝で対戦見込みなのはやはりクレーを得意とする第8シードのキャスパー・ルード(ノルウェー)だが、ルードは1回戦で今大会を最後に引退を表明している元世界5位のジョーウィルフリード・ツォンガ(フランス)との対戦となった。シード選手が順調に勝ち進めばルードは3回戦で第32シードのロレンツォ・ソネゴ(イタリア)と、4回戦で第12シードのフベルト・フルカチュ(ポーランド)との対戦となる。

(WOWOWテニスワールド編集部)

※写真は「ATP1000 マイアミ」での西岡
(Photo by Matthew Stockman/Getty Images)

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