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元全仏王者が繰り広げたテニス史上最も笑える「公式戦」!?【動画アリ】

2018年「シニア・マスターズカップ」でのノア

元世界ランキング3位で、1983年の「全仏オープン」王者であるヤニック・ノア(フランス)が18日に62歳の誕生日を迎えた。ノアはフランス人男子選手として最後にグランドスラムを優勝した選手だ。そんなノアの誕生日を記念してTennis TVは、「おそらく最も面白い公式戦」と言葉を添え試合のハイライト動画を公開し反響を呼んでいる。

公開された動画は1991年の「ATP1000 ハンブルク」2回戦のもの。当時世界153位だったノアは、世界45位のマグナス・ラーション(スウェーデン)と初対戦。引退が近づいていたノアはコート上で最大限楽しもうと、様々な行動に出る。

まずラーションが右のサイドラインへの強いストロークで揺さぶるとノアもロブを上げ必死に食らいつく。最後にはラーションが左へ強烈なスマッシュを決めると、ボールを追っていたノアがそのまま客席に飛び込み、観客が飲んでいたシャンパンを一口もらうという前代未聞の行動に。続いて、ノアの放ったボールがアウトとコールされると審判の前へ行き「嘘だろ!?」と大きな身振り手振りで抗議。審判がアウトか否か判断するためにコートへ降りた際にはノアが代わりに審判台に座り、観客は大爆笑。

会場の雰囲気にのまれたのか、ラーションも顔の前にラケットを持ち頭で返球しているかのように見せるなど、エキシビションマッチのようなラリーの応酬に。そのほかにも、ラーションの鋭いリターンエースがノアの股の間を通過すると体を震わせ怖がる仕草をみせたり、サーブ時にノアがボールを5つ以上持ち同時にトスを上げたりと公式戦とは思えない場面の数々が見られる。さらに面白いのがこの試合6-4、1-6、6-3で勝利を挙げたのはノアという点だ。ノアは続く3回戦でも勝利し、同大会でベスト8入りを果たした。

1996年に引退したノアは、その後「デビスカップ」や「フェドカップ(現:ビリー・ジーン・キング・カップ)」でフランス代表チームの監督を務め、チームを優勝に導くなどフランスのテニス界に貢献した。テニス以外では音楽活動に勤しんでおり、You Tubeで680万回以上の再生回数を誇る楽曲もある。今月には新曲「Back to Africa」もリリースしており、62歳になった今も精力的に活動をしている。

(WOWOWテニスワールド編集部)

※写真は2018年「シニア・マスターズカップ」でのノア
(Photo by Bianca de Vilar/Redferns)

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