テニス界のビッグカップル、ガエル・モンフィス(フランス)とエリナ・スビトリーナ(ウクライナ)が、今年10月に第一子となる女児が誕生する予定であることをSNSで報告した。米テニスメディアBaselineなど複数メディアが伝えている。
二人はそれぞれのSNSで、同じ写真に同じコメントをつけて投稿。モンフィスが後ろからスビトリーナのお腹を両手で抱え、幸せそうな二人が優しく寄り添う写真に、「愛と幸せに満ちた心で、10月に女の赤ちゃんが生まれる予定であることをお知らせします」という言葉を添えた。
もちろんこれにはATP(男子プロテニス協会)やWTA(女子テニス協会)、「全仏オープン」や「ATP/WTA1000 ローマ」などの大会公式SNS、スタン・ワウリンカ(スイス)やアリゼ・コルネ(フランス)ら選手仲間たちやファンなど、たくさんの祝福のメッセージが贈られている。10月16日生まれの大坂なおみ(日本/フリー)は、「おめでとう、10月生まれの赤ちゃんは最高よ(笑)」とコメント。
モンフィスとスビトリーナは昨年7月にスイスで結婚式を挙げた。元世界ランキング6位、35歳のモンフィスと、元世界3位、27歳のスビトリーナは、人気・実力ともにまさにテニス界のビッグカップル。現在世界22位のモンフィスは、今年の「全豪オープン」でベスト8に進出した。
一方のスビトリーナは2月末から開催された「WTA250 モンテレイ」でやはりベスト8に進出。だがその後はロシアによる母国への侵攻もあり、心身ともにプレーするのは困難と話していて、今月下旬から開催される「全仏オープン」(フランス・パリ/5月22日~6月5日/クレーコート)への欠場を発表したばかりだった。
侵攻が始まってから「妻が毎晩泣いているのを見るのは辛い」とモンフィスは語っていたが、そんな二人がまた愛と幸せを感じているのは嬉しい限りだ。元気な赤ちゃんの誕生を祈ろう。
(WOWOWテニスワールド編集部)
※写真はスビトリーナとモンフィス
(Photo by James D. Morgan/Getty Images)