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ライブランキングでメドベージェフが1位に。ジョコビッチが世界王者の座を守るには?

2021年「全米オープン」でのジョコビッチ(左)とメドベージェフ

「ATP1000 ローマ」(イタリア・ローマ/5月8日~5月15日/クレーコート)が開幕する中、今月頭にATP(男子プロテニス協会)が導入したライブランキングではダニール・メドベージェフ(ロシア)が暫定世界ランキング1位となっている。ATPの公式ウェブサイトが詳細を伝えている。

ATPは今月5日、オーストラリアのFXブローカーであるPepperstoneとパートナー契約を結んだことを発表。両者の新たな試みとして、毎試合後にリアルタイムで選手たちのランキングポイントが反映され、ライブで最新のATPランキングが見られるサービスの提供を開始した。このサービスによって、開催中の大会で各選手がどこまで勝ち進んでいるかや、前年の同大会で何ポイントを獲得しているかを確認することができる。

そのライブランキングで現在注目されているのが、「ATP1000 ローマ」の戦績によっては順位が変動するかもしれないトップ5だ。9日に更新された従来のランキングでは8,260ポイントで世界1位に立つノバク・ジョコビッチ(セルビア)は、準優勝した昨年の「ATP1000 ローマ」で600ポイントを獲得している。一方、ヘルニアの手術により「ATP1000 マイアミ」出場を最後にツアーから離れているメドベージェフは7,990ポイントで世界2位。昨年の大会で初戦敗退を喫しているため、今大会は欠場となるにもかかわらず失うポイントはわずか10ポイントだ。ジョコビッチはこれからの一週間で準決勝まで勝ち進まなければ、再びメドベージェフに世界王者の座を明け渡すことになる。

さらに、現在7,020ポイントで世界3位につけるアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)が「ATP1000 ローマ」で優勝し、ジョコビッチが準々決勝よりも前に敗退した場合、ジョコビッチは世界3位にまで落ち、ズベレフがキャリアハイとなる世界2位へと浮上する可能性もある。仮にズベレフが優勝してジョコビッチが準々決勝にまで残れば、二人は7,840ポイントで並ぶ。この場合はグランドスラム、マスターズ1000大会および「Nitto ATPファイナルズ」の本戦で得た総ポイント数が加味されるため、そちらでズベレフを上回るジョコビッチが世界2位となる。

昨年の「ATP1000 ローマ」で優勝した世界4位のラファエル・ナダル(スペイン)は今大会で連覇して1,000ポイントを防衛しなければならず、少なくとも準々決勝にまで残ることができなければ、昨年は準々決勝でジョコビッチに敗れた世界5位のステファノス・チチパス(ギリシャ)と順位が入れ替わる。現在のライブランキングでは、前回大会で得たポイントをひとまず削った暫定的なランキングが表示されており、勝ち進むにつれてポイントが加算されていく。

ナダル、ジョコビッチ、ズベレフを下して先週の「ATP1000 マドリード」を制した世界6位のカルロス・アルカラス(スペイン)が欠場する中、「ATP1000 ローマ」ではどのような戦いが見られるかが注目だ。また、来週にはメドベージェフが復帰予定の「ATP250 ジュネーブ」(スイス・ジュネーブ/5月15日~5月21日/クレーコート)が控えており、今月22日からは「全仏オープン」(フランス・パリ/5月22日~6月5日/クレーコート)が開幕する。

(WOWOWテニスワールド編集部)

※写真は2021年「全米オープン」でのジョコビッチ(左)とメドベージェフ
(Photo by Matthew Stockman/Getty Images)

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