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ナダル、ともに金メダルを獲ったロペスの引退に「いつかまたダブルスをしよう」

「リオデジャネイロオリンピック」で金メダルを獲り満面の笑みを浮かべるロペス(左)とナダル

先日終了した「ATP1000 マドリード」のセンターコートであるマノロ・サンタナ・スタジアムで、ダブルスの元世界ランキング3位のマルク・ロペス(スペイン)は、観客のスタンディングオベーションを受けて素晴らしいキャリアの幕を閉じた。ATP(男子プロテニス協会)の公式ウェブサイトが報じた。

新星カルロス・アルカラス(スペイン)と組んでダブルスに出場したロペスは、後に優勝したヴェスレイ・クールホフ(オランダ)/ニール・スクプスキー(イギリス)ペアに2回戦で敗れ、それが現役最後の試合となった。

ロペスはダブルスで通算14回優勝。その中の一つは、2016年「リオデジャネイロオリンピック」で、ラファエル・ナダル(スペイン)と勝ち取ったものだ。他にも同年にフェリシアーノ・ロペス(スペイン)と制した「全仏オープン」や、マルセル・グラノイェルス(スペイン)との2012年「ATPファイナルズ」の栄冠もある。

5月5日に行われたロペスの引退セレモニーでは、スタジアムの大きなスクリーンにダブルスパートナーとしてともに戦ったナダル、フェリシアーノ・ロペス、グラノイェルスらが、彼を讃える温かいメッセージを贈る姿が映し出された。

ロペスが初めて獲得したダブルスタイトルは、ナダルと組んだ2009年のドーハでのもので、翌2010年には二人で「ATP1000 インディアンウェルズ」を制している。メッセージでナダルはこう語った。「キャリアのほとんどすべてを君と過ごせて本当に楽しかった。今日が現役最後の試合になったようだけど、これから何が起こるかは誰にもわからない。フェリ(フェリシアーノ・ロペス)ともカルロス(・アルカラス)とも最後のダブルスをしたようだから、僕らもいつかまたダブルスをしよう」

バルセロナ出身のロペスは、ずっと優勝したいと夢見ていた地元大会である「ATP500 バルセロナ」を、フェリシアーノ・ロペスと組んで2018年に制した。今回のマドリード大会の前には、その思い出のバルセロナ大会にやはりフェリシアーノ・ロペスと組んで出場している。

ナダルのメッセージは、次のように続いた。「君が成し遂げたすべてのことにおめでとうと言いたい。信じられないようなキャリアを送って、さらに重要なことに、夢を叶え、テニス界の頂点に立った。君のようないい人にいいことが起こったことが本当に嬉しい。これからも楽しんで、未来が最高のものでありますように。これからも将来を分かち合っていこう」

今も現役選手であると同時にマドリード大会のディレクターでもあるフェリシアーノ・ロペスが、マルク・ロペスのキャリアのハイライトシーンを集めた写真パネルを贈り、スクリーンには彼からのメッセージが映し出された。

「わかるだろうけど、君へのメッセージを録画するのは簡単じゃなかった。君は素晴らしいチャンピオンで、僕は君とコートに立てて幸運だった。世界に君のような人がもっとたくさんいれば、この世の中はもっと良いところになるだろう」

もう一人のパートナー、グラノイェルスはこう語った。「僕らが分け合ったすべての素晴らしい瞬間にお礼を言うよ。そして最高の友達でいてくれたことにも、ありがとう。これからの人生もテニスと同じくらい成功しますように」

39歳のロペスは昨年第一子となる長女を授かり、その後ナダルのコーチングスタッフに参加。今はナダルや彼のチームとともにツアーを回っている。

(WOWOWテニスワールド編集部)

※写真は「リオデジャネイロオリンピック」で金メダルを獲り満面の笑みを浮かべるロペス(左)とナダル
(Photo by Clive Brunskill/Getty Images)

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