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アルカラスがズベレフを寄せつけず!ツアー最多の今季4冠目[ATP1000 マドリード]

「ATP1000 マドリード」の優勝トロフィーを噛むアルカラス

現地8日、「ATP1000 マドリード」(スペイン・マドリード/5月1日~5月8日/クレーコート)の決勝で第2シードのアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)と第7シードのカルロス・アルカラス(スペイン)が対戦。アルカラスが6-3、6-1のストレートで勝利し、マドリード大会初優勝を果たした。ATP(男子プロテニス協会)公式ウェブサイトが伝えている。

数年前からその急成長ぶりが注目されてきたアルカラスだが、世界トップ10選手(世界ランキング9位)として初めて臨んだ今大会ではさらなる成熟を見せ、準々決勝で第3シードのラファエル・ナダル(スペイン)、準決勝で第1シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)に勝利していた。

アルカラスは決勝でほぼ完璧なプレーを披露し、同大会で2018年・2021年の2度優勝しているズベレフに対して、自らのサービスゲームではブレークチャンスどころかデュースすら許さない。第2セットでは0-1から6ゲームを連取した。ただし、最後に3本のチャンピオンシップポイントを迎えた場面ではさすがに緊張したようで、2本続けてフォアハンドがアウトに。3本目ではズベレフにドロップショットを決められ、デュースとされる。しかしそこから相手が2回続けてダブルフォールトを犯し、アルカラスがタイトルを獲得した。

ナダル、ジョコビッチ、ズベレフというマドリード大会の歴代王者たちを倒して堂々の戴冠を果たしたアルカラスは、「ATP500 リオデジャネイロ」と「ATP1000 マイアミ」に続いて最年少王者となった。なお、ナダルとジョコビッチをクレーで行われた同一大会で破ったのはアルカラスが初めて。また、これでシーズン4冠としており、これはナダル、アンドレイ・ルブレフ(ロシア)の3冠を抜いてツアー最多の数字だ。

アルカラス自身は、この快進撃について「ATP1000 モンテカルロ」での初戦敗退が大きかったと説明する。アルカラスはマイアミ大会でシーズン2つ目のタイトルを獲得した後、続いて臨んだモンテカルロ大会で世界42位だったセバスチャン・コルダ(アメリカ)にフルセットの末に敗れていた。

「モンテカルロで敗れた時にも言ったことだけど、人は負けから多くを学ぶ。その好例だと思うよ。モンテカルロの初戦で敗れた後、そこから学んでバルセロナとマドリードに向けたトレーニングを開始したんだ。今はとてもいいプレーができているし、相手にとってやりにくい選手になっていると思う」

とはいえ、アルカラスはまだまだ学ぶべきことは多いと語る。「だけど、まだすべての面で成長していかなければならない。人はあらゆる面で向上できるというのが僕の信条だからね。限界はないんだ。ラファ、ジョコビッチ、ロジャー・フェデラー(スイス)はずっと成長し続け、歩みを止めないからこそ偉大なんだ。僕もそうありたい」

一方のダブルスでも新王者が誕生。第7シードのヴェスレイ・クールホフ(オランダ)/ニール・スクプスキー(イギリス)ペアが決勝で第5シードのフアン セバスチャン・カバル(コロンビア)/ロベルト・ファラ(コロンビア)ペアに6-7(4)、6-4、[10-5]の逆転勝利を飾った。

今年から組むようになったクールホフ/スクプスキー組はここまで好調で、初めて一緒にプレーした「ATP250 メルボルン」と直後の「ATP250 アデレード2」で連続優勝。今季11大会に出場して6度決勝に進み、4度栄冠を手にしている。なお、マスターズ大会制覇は二人にとって初の快挙だ。

(WOWOWテニスワールド編集部)

※写真は「ATP1000 マドリード」の優勝トロフィーを噛むアルカラス
(Photo by Clive Brunskill/Getty Images)

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