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ジャバーがアラブ系女子選手として初の1000大会優勝「本当に幸せ」[WTA1000 マドリード]

「WTA1000 マドリード」で優勝トロフィーを掲げるジャバー

現地5月7日、「WTA1000 マドリード」(スペイン・マドリード/4月28日~5月7日/クレーコート)シングルス決勝で第8シードのオンス・ジャバー(チュニジア)と第12シードのジェシカ・ペグラ(アメリカ)が対戦。ジャバーが7-5、0-6、6-2で勝利し、1000大会初優勝を果たした。WTA(女子テニス協会)公式ウェブサイトが伝えている。

ジャバーとペグラの過去の対戦は2勝2敗の五分。ただし、その4戦はいずれもハードコートで、これがクレーコートでの初対戦だった。

先にブレークしたのはペグラ。第1セットの第1・第3ゲームでジャバーはチャンスを作ったものの、ペグラが第4ゲームで得た最初のブレークポイントをモノにした。しかし、ジャバーは1-4からの7ゲームのうち6ゲームをモノにして第1セットを先取。続く第2セットも、開始直後にジャバーはブレークチャンスを逃す。すると、ペグラがベーグルでセットを取り返した。最終セット序盤はブレークし合う展開となり、ジャバーが第4ゲームでデュースとされるが、そこはキープに成功する。ジャバーはそのまま1ブレークアップで迎えた第7ゲーム、相手が2度のゲームポイントを手にしたところから反撃し、5-2とリードをさらに広げる。続くサービング・フォー・ザ・チャンピオンシップポイントでは、ジャバーに0-30と粘られながらもそこから4ポイントを連取、タイトルを獲得した。

ツアー優勝や世界トップ10入りなど、アラブの女子選手として数々の歴史を築いているジャバーにとっては、2021年の「WTA250 バーミンガム」に続く2つ目のタイトル。1000大会で決勝に臨んだのは初めてだった。

およそ2時間続いた決勝について、ジャバーは以下のように振り返っている。「彼女はとても良かった。多くのプレッシャーをかけて、私が嫌がるようなプレーをしてきたわ。最後のゲームで0-30とされた時、“もちろん簡単には勝たせてくれないわよね”と思った。マッチポイントを手にした際には、まるで試合が始まったばかりのように考えるようにしたの。そうでないと大変なことになっていたでしょうね。優勝できて本当に幸せよ」

ジャバーは初優勝を飾った後、昨年の「WTA500 シカゴ」と今年4月の「WTA500 チャールストン」で決勝に進んだが、準優勝に終わっていた。「2度目の優勝までそう時間がかからなくて良かった。チャールストン大会と(ベスト8敗退となった)シュトゥットガルト大会では、優勝は近いとわかっていていいプレーもできていたのに、タイトルに手が届かなくて本当にがっかりしたから。それでもハードワークを続けていたことが報われたわ」

一方のダブルスでも決勝が行われ、第2シードのガブリエラ・ダブロウスキー(カナダ)/ジュリアナ・オルモス(メキシコ)ペアが第3シードのデズレイ・クラブチェク(アメリカ)/デミ・シヒュース(オランダ)ペアに7-6(1)、5-7、[10-7]で競り勝った。ダブルス世界9位のダブロウスキーと同20位のオルモスは昨年からたびたび組んできたが、ペアとしてはこれが初タイトル。これまでの最高成績は、昨年の「WTA1000 マイアミ」と今年3月の「WTA1000 インディアンウェルズ」でのベスト4だった。ダブロウスキーにとっては通算11個目、オルモスにとっては通算4個目のタイトルとなる。ダブロウスキーはマドリード大会で過去2大会続けて(2019年・2021年)準優勝に終わっていたため、「3度目は幸運に恵まれて幸せよ」と喜んでいた。

(WOWOWテニスワールド編集部)

※写真は「WTA1000 マドリード」で優勝トロフィーを掲げるジャバー
(Photo by Clive Brunskill/Getty Images)

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