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ジャバーとペグラが1000大会初の決勝へ[WTA1000 マドリード]

「WTA1000 マドリード」でのペグラ

現地5月5日、「WTA1000 マドリード」(スペイン・マドリード/4月28日~5月7日/クレーコート)準決勝が行われ、決勝カードが決まった。WTA(女子テニス協会)公式ウェブサイトが伝えている。

波乱相次ぐ今大会で、世界ランキングトップ10の選手として唯一勝ち残っている第8シードのオンス・ジャバー(チュニジア)が決勝進出。準決勝では、予選から勝ち上がってきた世界ランキング45位のエカテリーナ・アレクサンドロワ(ロシア)に6-2、6-3で勝利した。

ジャバーにとって同い年のアレクサンドロワは、これまで1勝6敗と苦手にしていた相手だったが、2021年にキャリアハイの世界7位を記録して以降では初の対戦となったジャバーが成長ぶりを見せつける。第1セット第3ゲームで最初のチャンスをモノにしてブレーク。直後に取り返されたものの、そこから3ゲームを連取してセットを取った。続く第2セットでのジャバーは、第1セットでは41%だったファーストサーブの確率が80%に上がるなど、サービスゲームが安定。相手に一度もブレークポイントを与えず、第8ゲームでアレクサンドロワがダブルフォールトを連発したこともあってリードを奪い、続くサービング・フォー・ザ・マッチをラブゲームでキープした。

苦手としていた選手を下してアラブの女子選手として初の1000大会決勝行きを決めたジャバーは、試合後に以下のように語っている。

「対戦成績は良くないけど、彼女は(予選も含めて)多くの試合を戦っているので、私より疲れていることはわかっていた。それもあって、集中することができたわ。今回は負けを受け入れるのではなく勝つ準備ができていた。今回の大会は私にとってはリベンジの大会でもあるわね。3回戦のベリンダ・ベンチッチ(スイス)、準々決勝のシモナ・ハレプ(ルーマニア)、そして今回のアレクサンドロワと、これまで苦手としていたり決勝で敗れた相手を続けて破ってきたから。これは自分に課されたテストだと考えているの。オンス、あなたがトップ5に入りたいなら、大会で優勝したいなら、こっちに対戦する選手たち、チャンピオンたちがいるわ。実力を見せてちょうだいっていう感じにね」

「今回の決勝は(4月上旬に出場して準優勝に終わったチャールストン大会の決勝とは)違うものになるでしょね。後悔したくないから、ベストを尽くすわ。(ツアー初優勝を飾った2021年の)バーミンガム大会と同じ気持ちで臨むつもりよ」

ジャバーが優勝を争うのは、同じく初の1000大会決勝に臨む第12シードのジェシカ・ペグラ(アメリカ)。こちらは準決勝で世界35位のジル・タイヒマン(スイス)を6-3、6-4のストレートで下したが、初対戦の相手に戸惑うこともあったようだ。

「彼女はすごくトリッキーな左打ちなの。リズムを掴めなくてすごく苦労したわ。最初、彼女がちょっと緊張していたのに対して私は積極的に行けたのは良かったけど、大変な試合だった」

そんなやりにくいタイヒマンにストレートで勝てたのは、サラ・ソリベス トルモ(スペイン)と戦った準々決勝のおかげだとペグラは説明する。「前の試合のおかげで辛抱強くいられたわ。二人(ソリベス トルモとタイヒマン)とも重いボールで私のバックハンドを狙ってきたから。それに耐えつつ、あまり焦らないようにしたの。今日の試合に臨む上で、サラと戦っていた経験が生きたわ」

また、決勝で対戦するジャバーとは、そろって初の1000大会決勝進出であること以外にも共通点があると述べている。

「オンスは、2年前くらいまで世界ランキングで70位台あたりにいた。私も同じようなものだったから、そんな二人が1000大会決勝で顔を合わせるなんて凄いことよね。これは、自分を信じて、懸命に日々練習と試合を続ければ頂点にたどり着けることを示していると思うの。私たち二人にとって素晴らしいことね」

ジャバーとペグラの過去の対戦は2勝2敗の五分。ただし、その4戦はいずれもハードコートでの対戦だったため、クレーコートでの初対戦がどうなるか気になるところだ。

(WOWOWテニスワールド編集部)

※写真は「WTA1000 マドリード」でのペグラ
(Photo by Clive Brunskill/Getty Images)

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