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ナダルが「鍵」の復帰戦に勝利。シナーは100勝目に到達[ATP1000 マドリード]

「ATP1000 マドリード」でのナダル

今季、自身最高の開幕20連勝を記録した末に肋骨の疲労骨折に見舞われ、3月の「ATP1000 インディアンウェルズ」決勝で敗れて以来、離脱していたラファエル・ナダル(スペイン)。彼が現地5月4日に行われた「ATP1000 マドリード」(スペイン・マドリード/5月1日~5月8日/クレーコート)で復帰を果たした。ATP(男子プロテニス協会)公式ウェブサイトが伝えている。

今大会に第3シードで臨むナダルは、初戦となる2回戦で世界ランキング32位のミオミル・キツマノビッチ(セルビア)と対戦。1-1から5ゲームを連取して第1セットを取ると、第2セットでは先にブレークされるも直後に追いつくという形を2回繰り返してタイブレークに突入。相手に1度しかミニブレークを許さず、6-1、7-6(4)で勝利した。

開幕直前までマドリード大会に出場できるかがわからなかったナダルは、ほとんど準備期間がなかったそうで、ようやくトレーニングを再開したのは先週の木曜日。その後も調子の波があり、「まるでローラーコースターのようだった」と回想する。そんな中、およそ1ヶ月半ぶりの試合、シーズン初のクレーコートでの試合で勝利したことについては次のように振り返った。

「どの復帰として同じものはない。今日は僕にとってとても重要な試合だった。母国でのクレーコートでの試合で、対戦相手はここ数ヶ月にわたっていいプレーをしている選手だからね。そういう難しい試合だったことを思えば、うまく対応することができた。いいレベルでプレーして勝てたのはとても嬉しいよ。1時間55分にわたってプレーできたことは、調子を取り戻す上で役立つだろう」

「復帰戦に勝てば、リズムを取り戻すことができる。コートに戻ってきた後で負けてばかりだと、負のサイクルにはまってしまう。だから最初の試合が鍵なんだ」

この日は、第10シードの20歳ヤニク・シナー(イタリア)も重要な勝利を手にした。世界22位のアレックス・デミノー(オーストラリア)にストレート勝ちしたことでツアー通算100勝に到達したのだ。2019年4月に初勝利をあげたシナーは、その後3年あまりで5つのタイトルを獲得し、トップ10入りを果たした。

「初めての勝利を今でも覚えているよ。今こうして100勝に到達したけど、これからも大好きなテニスを続けて、多くの勝利を重ねていきたい。試合に勝つのはいつだって素晴らしい気分だからね。大会で優勝するのはまた格別だ。これからも毎日努力していくよ」とシナーは語っている。

また、先週「ATP250 ミュンヘン」で初戦敗退を喫した後、最悪なプレーをしてしまったとして会見で涙を流した世界3位のアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)は、連覇が懸かる今大会で白星スタート。元世界3位のマリン・チリッチ(クロアチア)との2回戦で「集中を欠いていた」として第1セットを落としたものの、4-6、6-4、6-4の逆転勝利を飾った。

そのほかには、第4シードのステファノス・チチパス(ギリシャ)、第8シードのフェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)、第9シードのキャメロン・ノリー(イギリス)、第12シードのフベルト・フルカチュ(ポーランド)らが3回戦へ進出。

一方、第5シードのキャスパー・ルード(ノルウェー)、第13シードのディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン)、第17シードのロベルト・バウティスタ アグート(スペイン)は2回戦で姿を消している。

(WOWOWテニスワールド編集部)

※写真は「ATP1000 マドリード」でのナダル
(Photo by Denis Doyle/Getty Images)

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