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ナダル、トップ10に留まり続けて17年

2022年「全豪オープン」でのナダル

ラファエル・ナダル(スペイン)がまた歴史を創った。ナダルは18歳に初めてトップ10入りして以来現在まで、実に17年間その地位を守り続けている。米テニスメディアTennis.comが伝えている。

今年はナダルにとってすでに記録的なシーズンとなっている。「全豪オープン」を制して、これまで並んでいたロジャー・フェデラー(スイス)、ノバク・ジョコビッチ(セルビア)を抜き去り、男子シングルスのグランドスラム最多優勝記録を21回としたことは記憶に新しい。

そして4月25日、ナダルが世界ランキングトップ10に留まり続けて17年が経った。当時18歳だったナダルは、「ATP500 バルセロナ」に初優勝し11位から7位に順位を上げたことで、2005年4月25日に初めてトップ10入りを果たした。以降何度も怪我に苦しみ、「全豪オープン」を2度、「ウィンブルドン」と「全米オープン」をそれぞれ4度欠場しているが、ナダルは1週も欠かさずトップ10に留まり続けている。

35歳となった現在、ナダルは世界4位だ。

ナダルは、2020年11月にジミー・コナーズ(アメリカ)の記録を抜いて以来、トップ10連続在位最長記録を更新し続けている。

ATP(男子プロテニス協会)トップ10連続在位週数
1位 866週 ラファエル・ナダル(スペイン) 2005年〜現在
2位 789週 ジミー・コナーズ(アメリカ) 1973年〜1988年
3位 741週 ロジャー・フェデラー(スイス) 2002年〜2016年
4位 619週 イワン・レンドル(アメリカ) 1980年〜1992年
5位 565週 ピート・サンプラス(アメリカ) 1990年〜2001年

上記のナダルの週数は、2020年の3月〜8月まで、新型コロナウイルスのパンデミックによりランキングが凍結されていた22週間を除いている。

2022年シーズンのこれまでの戦績を見るに、ナダルのトップ10在位記録は今後しばらく途切れることはないだろう。ナダルは、シーズンが序盤から「ATP250 メルボルン」、「全豪オープン」、「ATP500 アカプルコ」と3大会連続で優勝を飾り、20勝0敗という素晴らしい記録を打ち立てた。「ATP1000 インディアンウェルズ」の決勝で、テイラー・フリッツ(アメリカ)に今シーズン初めての敗退を喫した。

今季これまでに男子ツアートップとなる3350ポイントを獲得しているナダル。過去7年の傾向だと、これだけで年末トップ10が確定する数字だ(2014年では、この数字では年末11位となる)。

それに、ナダルはそこまででまだ最も得意とするクレーコートでプレーしていない。肋骨の疲労骨折でツアーを一時的に離れていたナダルだが、今年は、前半の戦績を見る限り、後半のハードコートシーズンも大きな期待がかかる。

彼の連続記録が始まった年、エマ・ラドゥカヌ(イギリス)は2歳、カルロス・アルカラス(スペイン)やココ・ガウフ(アメリカ)はまだ1歳だった。YouTubeはサービスが始まってたったの2ヶ月、そしてTwitterはまだ存在していなかった。ナダルがトップ10に留まり続けた17年間がどれほど長い年月か、いかに驚異的な記録であるかを物語っている。

(WOWOWテニスワールド編集部)

※写真は2022年「全豪オープン」でのナダル
(Photo by James D. Morgan/Getty Images)

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