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ジョコビッチ、病気からの回復が遅れていることを明かす

「ATP250 ベオグラード」決勝後のジョコビッチ

世界王者のノバク・ジョコビッチ(セルビア)が数週間前に患った病気からの回復が遅れていることを明かした。米テニスメディア Tennis.comなど複数のメディアが報じている。

今シーズン2大会目となった4月中旬の「ATP1000 モンテカルロ」で当時世界ランキング46位のアレハンドロ・ダビドビッチ フォキナ(スペイン)に3-6、7-6(5)、1-6にて初戦敗退を喫したジョコビッチは、翌週地元で開催された「ATP250 ベオグラード」では決勝に勝ち進んだものの、最後に第2シードのアンドレイ・ルブレフ(ロシア)に2-6、7-6(4)、0-6で敗れて優勝を逃すことに。これらの敗戦に共通しているのは、最終的にジョコビッチが体力切れに陥ったことで、本人もこれを認めている。ジョコビッチは数週間前にかかった病気が影響していると語ったが、この病気については新型コロナウイルスではなく、代謝に影響があること以外に詳しい病名や症状は明かしていない。

「今の状況はちょっと心配だけど、数週間前にかかった病気のせいだとしか思えない。でも前向きに考えれば、ベオグラード大会では1セットダウンからの試合を3つ続けて勝つことができた。でも、モンテカルロ大会では初戦で体力がなくなったのに比べて、ここでは4試合目までもったことがせめてもの救いだ。ゆっくりではあるけど、確実に前進している。前にも話した通り、今の一番の目標は“全仏オープン”だ。長引いた(第2セットの)第9ゲームあたりから気分が悪くなり始めた」

「感じは良くなかったね。第3セットはずっと、モンテカルロの試合と同じような気分だった。今までこんなことは経験したことがないから、体力面でも健康面においてもかなりきつかった病気が原因だと思っている。多分、予想以上に回復に時間がかかっているんだ」

「病気はかなり深刻で、数週間前から身体や代謝に影響を及ぼしていた。ポジティブに考えれば、いい方向に進んでいる。3セットの試合を立て続けにこなせたからね。でも、コート上でこんな風になるのはちょっと心配だ。トレーニングやいつもやっていることはできているから、身体自体には問題はないはず」

「ATP1000 モンテカルロ」の後にコーチのゴラン・イバニセビッチ(クロアチア)もジョコビッチが病気にかかったことに触れており、これから試合を重ねていけば「“全仏オープン”には万全の態勢で臨めるはずだ」と自信を見せていた。

なお、「ATP250 ベオグラード」では授賞式の後で特別なセレモニーが行われ、ジョコビッチを偉大な選手へと育てた関係者が集まった。その中には3月に別れた元コーチのマリアン・バイダ(スロバキア)の姿もあり、地元のファンの前でバイダは「この15年間、ノールには本当に感謝している。素晴らしい冒険だったよ。とても楽しかった。ほとんどの時はね(笑) 最後に、それに耐えた自分を労いたいと思う」とジョークを交えながら笑顔で話している。ジョコビッチは二人が円満に別れたことや、今後新しいメンバーがチームに加わる予定はないことを報告した。

(WOWOWテニスワールド編集部)

※写真は「ATP250 ベオグラード」決勝後のジョコビッチ
(Photo by Nikola Krstic/MB Media/Getty Images)

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