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初戦勝利のラドゥカヌ「全米オープンの時のように楽しんでいる」[WTA500 シュトゥットガルト]

「WTA500 シュトゥットガルト」でのラドゥカヌ

開幕中の「WTA500 シュトゥットガルト」(ドイツ・シュトゥットガルト/4月18日~4月24日/クレーコート)に出場している世界ランキング12位のエマ・ラドゥカヌ(イギリス)が初戦で快勝し、幸先の良い滑り出しを見せた。WTA(女子テニス協会)公式ウェブサイトなど複数メディアが報じている。

19歳の全米女王ラドゥカヌはこの大会に第8シードで出場。WTAツアーでのクレーコートの初めての試合となった1回戦で、予選勝者の世界197位ストーム・サンダース(オーストラリア)と対戦し、6-1、6-2で圧勝した。

「ラリーの長さは、クレーコートでもっと時間を過ごしながら改善しなきゃいけない。技術もショットのバラエティももっと良くなると思うから、勝ち進んでこのサーフェスでなるべく長い時間を過ごすのが楽しみ」とラドゥカヌは試合後に語った。

昨年の「全米オープン」での優勝で学んだことがクレーコートでも生かされているかと尋ねられると、ラドゥカヌは「“全米オープン”で一番大きかったことは、期待値ゼロでただすべての試合を楽しんで、思い切りラケットを振っていたことだと思う。今も、本当に自分のテニスをただ楽しんでいるわ」と答えた。

ラドゥカヌは次戦で世界118位のタマラ・コルパッチ(ドイツ)を破ってベスト8に進むことができれば、現在20連勝中で既に準々決勝進出を決めた世界女王イガ・シフィオンテク(ポーランド)と当たることになる。

この大会では第1シードのシフィオンテク、第2シードのパウラ・バドーサ(スペイン)、第3シードのアリーナ・サバレンカ(ベラルーシ)、第4シードのマリア・サカーリ(ギリシャ)の4人が1回戦免除。サバレンカは本日2回戦で、昨年10月以来の復帰戦となった1回戦でストレート勝利した元全米女王ビアンカ・アンドレスク(カナダ)との対戦となる。

また現地20日に行われたその他の1回戦では、第6シードのカロリーナ・プリスコバ(チェコ)が世界28位のペトラ・クビトバ(チェコ)に、第5シードのアネット・コンタベイト(エストニア)が世界17位のアンジェリック・ケルバー(ドイツ)に、いずれもフルセットの末に勝利。

ダブルスでは第4シードの青山修子(日本/近藤乳業)/チャン・ハオチン(台湾)ペアが準々決勝に駒を進める一方で、穂積絵莉(日本/日本住宅ローン)/二宮真琴(日本/エディオン)ペアは1回戦敗退となった。また同時に開催されている「WTA250 イスタンブール」(トルコ・イスタンブール/4月18日~4月24日/クレーコート)では、加藤未唯(日本/ザイマックス)/オクサーナ・カラシニコワ(ジョージア)ペアがベスト8に進出している。

(WOWOWテニスワールド編集部)

※写真は「WTA500 シュトゥットガルト」でのラドゥカヌ
(Photo by Robert Prange/Getty Images)

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