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チチパスの試合は雨で中断に。アルカラスやオジェ アリアシムらが初戦突破![ATP500 バルセロナ]

「ATP500 バルセロナ」でのチチパス

現地20日に行われた「ATP500 バルセロナ」(スペイン・バルセロナ/4月18日~4月24日/クレーコート)2回戦で、第1シードのステファノス・チチパス(ギリシャ)は世界ランキング44位のイリヤ・イバシカ(ベラルーシ)と対戦。第1セットを5-1でリードしていたところで雨が降り出したため試合が中断され、現地21日に持ち越しとなった。ATP(男子プロテニス協会)公式ウェブサイトが伝えている。

チチパス以外に雨の影響を受けたのは、第14シードのグリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)。ディミトロフは世界52位のフェデリコ・コリア(アルゼンチン)に4-6、6-3、4-3と逆転勝利に向け調子を上げていたところだったが、雨が収まる気配はなく翌日へと延期に。文字通り水を差されてしまったチチパスとディミトロフだが、試合の翌日順延が決まるまでの間、コートでボールキッズと一緒に雨宿りする姿を披露している。

第3シードのフェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)は、予選通過者である世界94位のカルロス・タベルネル(スペイン)と初対戦。第1セットではブレークチャンスがあれば確実にモノにし、相手には1度しかゲームを取らせない圧巻のプレーを披露して6-1でセットを先取する。しかし第2セットではタベルネルが反撃。オジェ アリアシムは第3ゲームでサービスゲームを奪われてしまうも、直後のブレークバックで2-2へと追いつく。その後お互いにサービスをキープし合って迎えた第8ゲームは、4度デュースにもつれ込む展開に。タベルネルは1度アドバンテージを逃すも2度目は仕留め、5-3とする。タベルネルのサービング・フォー・ザ・セットとなった第9ゲームでオジェ アリアシムが得た3度ブレークチャンスをすべて凌ぎ、タベルネルが第2セットを取る。最終セット、第8ゲームで先にブレークしたのはオジェ アリアシム。サービング・フォー・ザ・マッチとなった第9ゲームは落としてしまうが、第10ゲームで得たマッチポイントは逃さず、6-1、3-6、6-4で2時間半以上にわたった熱戦を制した。

3大会連続でのベスト16入りを決めたオジェ アリアシムは、「いいスタートが切れた。第2セットで少しリズムを崩してサービスゲームを何度も失ったのは残念だったけど、タベルネルは素晴らしいディフェンスをしていたし、クレーでとてもレベルの高い選手なんだ。だから、サービング・フォー・ザ・マッチを決めるのは簡単じゃなかった。最終的に勝つことができて感激だよ」と述べた。

第5シードのカルロス・アルカラス(スペイン)は、世界71位のクォン・スンウ(韓国)と、こちらも初対戦となった。第1セットでは、アルカラスが第1ゲームから5ゲーム連続で取り、サービング・フォー・ザ・セットとなった第7ゲームをラブゲームでキープ。しかし第2セットでは真逆の展開に。アルカラスが立ち上がりにブレークして2-0とリードするも、第3ゲームからはクォンが6ゲームを連取して試合をひっくり返す。最終セット、第1ゲームではクォンのショットがなかなか入らずネットにかかったりアウトになったりとミスが重なり、最後はダブルフォールトでゲームを落としてしまう。一方このセットでファーストサーブ後のポイント取得率が100%だったアルカラスは、相手にブレークチャンスを1度も作らせない試合運びを見せる。攻撃の手を緩めないアルカラスは、第5ゲームでも相手のサービスゲームを破ってリードを広げる。サービング・フォー・ザ・マッチとなった第8ゲームは、0-30と先行されるもそこから盛り返して、6-1、2-6、6-2で勝利を収めた。

アルカラスは試合後、「とてもいい形で始めることができた。試合は自分に有利な展開だったと思う。第2セットは大変だった。スコアではそう見えないかもしれないけど、すごく競った試合だったと思う。風が冷たく地面が濡れた状況でプレーしていたしね」と語った。

オジェ アリアシムやアルカラスが順当に駒を進める一方で、シード選手の早期敗退も目立った。第9シードのニコラス・バシラシビリ(ジョージア)は、ワイルドカード(主催者推薦枠)で出場している世界101位のジャウメ・ムナール(スペイン)に1-6、4-6で敗れた。第15シードのフェデリコ・デルボニス(アルゼンチン)は、世界53位のマートン・フチョビッチ(ハンガリー)に2-6、1-6で敗戦。さらに第16シードのアレクサンダー・ブブリク(カザフスタン)と第17シードのアルベルト・ラモス ビノラス(スペイン)もストレート負けで姿を消した。

そのほかのシード選手では、第8シードのパブロ・カレーニョ ブスタ(スペイン)、第10シードのアレックス・デミノー(オーストラリア)、第13シードのフランシス・ティアフォー(アメリカ)がベスト16入りを果たしている。

ダブルスでは、第4シードのフアン セバスチャン・カバル(コロンビア)/ロベルト・ファラ(コロンビア)組がダニエル・エバンズ(イギリス)/ジェイミー・マレー(イギリス)組を6-3、6-2で破りベスト8入り。そんな中、2020年のローマ大会や2021年のマドリード大会といったクレーコートでの大会で優勝を誇る第2シードのマルセル・グラノイェルス(スペイン)/ホレイショ・ゼバロス(アルゼンチン)組は、ノーシードのサンティアゴ・ゴンサレス(メキシコ)/アンドレス・モルテニ(アルゼンチン)組に6-4、6-7(1)、[5-10]で敗れるという番狂わせも起きている。

(WOWOWテニスワールド編集部)

※写真は「ATP500 バルセロナ」でのチチパス
(Photo by Manuel Queimadelos/Quality Sport Images/Getty Images)

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