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ルードが初戦突破。モンテカルロ大会準優勝のダビドビッチ フォキナは欠場[ATP500 バルセロナ]

「ATP500 バルセロナ」でのルード

現地19日に行われた「ATP500 バルセロナ」(スペイン・バルセロナ/4月18日~4月24日/クレーコート)2回戦で、第2シードのキャスパー・ルード(ノルウェー)が初戦に勝利。一方、先週のモンテカルロ大会で準優勝を果たしたアレハンドロ・ダビドビッチ フォキナ(スペイン)は、疲労のため欠場となった。ATP(男子プロテニス協会)公式ウェブサイトが伝えている。

バルセロナ大会2度目の出場となったルードは、初戦で世界ランキング81位のブランドン・ナカシマ(アメリカ)と初の顔合わせ。試合はお互いにチャンスを迎えるシーンが多く、序盤ではそれぞれ1度ずつブレークに成功する。第5ゲームでナカシマがブレークチャンスを逃した一方、直後の第6ゲームでルードは機会をモノにして4-2とする。その後は両者がサービスゲームをキープし合い、第1セットはルードが先取。第2セットはルードが攻める一方的な展開となり、ルードは第1ゲームからブレークを果たすと、ナカシマには1度もチャンスを作らせない。ルードは第5ゲームでも相手のサービスゲームを破ってリードを広げ、6-3、6-2の快勝。

試合後、ルードは「全体的に良いプレーができた。第1セットはタフな展開だったけど、第2セットでは早い段階でブレークし、リードすることができたのは良かった」とコメント。また、準優勝に終わったマイアミ大会を振り返り「マイアミでの出来事は、マスターズ大会でまた決勝まで行きたいというモチベーションに繋がってるんだ。この後2つクレーコートでのマスターズ大会が控えているからね」と、5月に開催されるマドリード大会とローマ大会を見据えていた。

第4シードのキャメロン・ノリー(イギリス)は、予選通過者である世界155位のイゴール・ゲラシモフ(ベラルーシ)と対戦。過去に1度パリ大会の予選で対戦した際はノリーが第1セットを落としながらも逆転勝ちを収めていたが、今回もノリーにとって厳しい立ち上がりとなった。最初のサービスゲームで4度ゲラシモフにブレークチャンスを作られると、第6ゲームで先にブレークを許してしまう。その後一旦は追いついたものの、5-5で迎えた第11ゲームでリードする機会を逃す。すると直後にゲラシモフがチャンスをモノにし、第1セットを先取した。しかしノリーは第2セットで早々に1ブレークアップとすると、第8ゲームのピンチをしのぎ、リードを守り切って第2セットを取る。最終セットでは、リターンのポイント数で初めてノリーが相手を上回り、4-4で迎えた第9ゲームでブレークに成功。サービング・フォー・ザ・マッチとなった第10ゲームをしっかりキープし、5-7、6-4、6-4で勝利した。

そんな中、第12シードのダニエル・エバンズ(イギリス)は初戦負け。昨年、同じクレーで初対戦した時にも敗れた20歳の世界68位ロレンツォ・ムゼッティ(イタリア)に2度のブレークチャンスをいずれもしのがれ、4-6、6-7(8)で連敗を喫した。

そのほかのシード選手では、第6シードのディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン)が世界51位のマッケンジー・マクドナルド(アメリカ)に6-2、6-2のストレート勝ち、第11シードのロレンツォ・ソネゴ(イタリア)は予選通過者の世界135位エリアス・イーメル(スウェーデン)に6-4、6-2で快勝と、順当に初戦を突破している。

(WOWOWテニスワールド編集部)

※写真は「ATP500 バルセロナ」でのルード
(Photo by David Ramos/Getty Images)

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