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46歳のグランドスラムチャンピオンが引退へ

2011年「ウィンブルドン」トロフィーを掲げるペシュク(左)とスレボトニク

元ダブルス世界女王のクベタ・ペシュク(チェコ)が「ウィンブルドン」(イギリス・ロンドン/6月27日~7月10日/グラスコート)への出場を最後に、現役を引退することを発表した。WTA(女子プロテニス協会)公式ウェブサイトなど複数のメディアが報じている。

46歳のペシュクはツアーで約20年にわたってダブルス選手のトップクラスの一人として活躍し、2011年にはカタリナ・スレボトニク(スロベニア)と組んで「ウィンブルドン」で優勝。その直後にダブルスで世界ランキング1位に到達している。この年に二人は6つのタイトルを獲得してWTAの最優秀ダブルスペアおよびITF(国際テニス連盟)の世界チャンピオンに輝いた。

残念ながらペシュクにとってグランドスラムでの優勝はその1回だけで、スレボトニクとともに出場した2010年の「全仏オープン」決勝ではセレナ・ウイリアムズ(アメリカ)とビーナス・ウイリアムズ(アメリカ)姉妹ペアに敗れ、2018年にニコール・メリチャー(アメリカ)と組んで「ウィンブルドン」の決勝に勝ち進んだ際にはバーボラ・クレイチコバ(チェコ)/カテリーナ・シニアコバ(チェコ)組に優勝を阻まれた。

ペシュクは1998年から2011年にかけて何度も「フェドカップ(現ビリー・ジーン・キング・カップ)」に出場し、2011年にはチェコの代表チームを優勝へと導いた。さらにシーズン最終戦と「全米オープン」の混合ダブルで3回ずつ決勝に進んでいる。2006年から2015年までの10年間、毎年ランキングのトップ10に入り、その間にシーズンをトップ10で終えたのは5回。キャリアを通して通算36個のダブルスタイトルと準優勝42回を記録した。直近で優勝したのは昨年10月の「WTA500 シカゴ」で、ペアを組んだアンドレア・ペトコビッチ(ドイツ)にとっては初めてのダブルス優勝だった。

そんなペクシュはシングルスで2005年にキャリアハイとなる世界26位をマーク。1998年のマカルスカ大会で予選から勝ち上がって優勝を果たした直後にトップ100入りを果たし、翌年にはライプツィヒ大会に予選から出場すると当時世界6位だったメアリー・ピアス(フランス)を準決勝で下した。グランドスラムにおける最高成績は2005年「ウィンブルドン」のベスト16で、元チャンピオンのコンチタ・マルチネス(スペイン)や、2010年のファイナリストとなるベラ・ズボナレワ(ロシア)を破っている。

29年のキャリアを誇るペクシュにとって今月10日に終了した「WTA500 チャールストン」がツアーの最後の大会となり、テレザ・ミハリコバ(スロベニア)と組んで臨んだ1回戦でアンナ・ダニリナ(カザフスタン)/アリャクサンドラ・サスノビッチ(ベラルーシ)組に3-6、3-6で敗れた。ペクシュは最も成功を収めた「ウィンブルドン」で現役生活に幕を閉じる予定だ。

(WOWOWテニスワールド編集部)

※写真は2011年「ウィンブルドン」トロフィーを掲げるペシュク(左)とスレボトニク
(Photo by Clive Brunskill/Getty Images)

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