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日本は中国に勝利し全勝でプレーオフ進出!ビリー・ジーン・キング・カップ5日目

「2022ビリー・ジーン・キング・カップ アジア/オセアニア・グループ1部」で優勝した日本チーム

女子の国別対抗戦「2022ビリー・ジーン・キング・カップ by BNPパリバ アジア/オセアニア・グループ1部」(トルコ・アンタルヤ/4月12日~4月16日/クレーコート)が12日に開幕。日本を含む6ヶ国がシングルス2試合、ダブルス1試合で総当たり戦を行い、全勝した日本は今大会に優勝、グループ首位でファイナルズ出場をかけたクオリファイアーズ進出のためのプレーオフに進むことが決まった。

出場チームは日本、中国、インド、インドネシア、韓国、ニュージーランドの6ヶ国。日本はインド、インドネシア、ニュージーランド、韓国に4連勝し、中国と並んでグループ首位に立っていた。今回の日本のチームメンバーは世界ランキング129位、22歳の日本のエース本玉真唯(島津製作所)、同208位、20歳の内島萌夏(フリー)、同229位、21歳の内藤祐希(亀田製菓)、ダブルス世界7位、24歳の柴原瑛菜(橋本総業ホールディングス)、同8位、34歳の青山修子(近藤乳業)となっている。

最終5日目の16日に対戦した中国との第1試合では、ここまで2連勝だった内藤が、世界143位のユアン・ユエに6-7(3)、6-7(5)という激闘の末に敗戦。日本が第1試合を落としたのは今大会初めてだった。だが第2試合では、今大会が代表初選出ながらここまで3連勝と波に乗る内島が、ダブルスも含めやはりここまで3連勝だった世界106位のジュ・リンを7-6(5)、6-1で撃破という殊勲の星を挙げる。そして第3試合では青山と柴原の「青柴ペア」が、ダブルス世界29位のシュー・イーファンと同32位のヤン・ザオシャンのペアを6-4、6-3のストレートで下し、日本チームの勝利を決めるとともに、クループ1位でのプレーオフ進出が決定した。

20歳の若さ、代表デビューという状況で4連勝という素晴らしい活躍を見せた内島は、「今日は立ち上がりちょっと硬くなってしまってあまり自分らしくできなかったです。相手はグランドスラムの本戦に出場していたり、100位内に入っていた選手(過去最高69位)で、タフな試合になることはわかっていましたが、1ポイント1ポイント諦めずに自分のプレーをできればチャンスは来ると思っていたので、自分を信じて最後までできたのが良かったと思います。1試合目も、祐希さんは負けてしまいましたがすごくいい試合だったので、(日本チームの0勝1敗ということは関係なく)自分の試合に集中して入ることができて、もう(自身)4試合目ということもあっていつもよりは緊張しなかったので、次のダブルスにいい流れで渡すことができて良かったです」と、今後ますますの活躍を期待させる落ち着きを持って語った。

大会優勝という当初の目標を見事達成した土橋登志久監督は、まずそれぞれの試合について、「内藤は覚悟を持って臨んで素晴らしい試合だったのですが、一歩及びませんでした。ただ彼女は今持てるものを全力で戦ってくれましたし、その中で見つかった課題を必ず克服して近い将来グランドスラム出場、すなわち世界100位入りを目指せる選手になると信じています」

「内島も同様に、若手の勢いのある選手ですが、今日も格上のグランドスラム常連の選手に対して真っ向勝負をし、最終的にはフィジカル勝負でも勝って圧倒できたということが、この勝利を呼び込んだ一つの要因にもなったと思います。素晴らしい勝利でした」

「最後のダブルスは、この5戦、いろいろなタイプのアジアの選手たちと対戦して苦戦した場面もありましたが、そういうものをすべて自分たちの力にして、今日は最高のコンビネーションで、さすが世界のトップダブルスプレーヤーたちだと思わせるような内容で、我々も本当に頼もしく、自信を持って応援することができた勝利でした。本当に優勝は選手、コーチ、スタッフ、すべてのみんなの努力の結晶だと思っています」と語った。

また大会優勝という成果については、「昨日プレーオフ進出が決まっても、やはり最後までやりきるということがこのチームの約束の一つでした。その中で選手たち、コーチ、スタッフ、全員が一丸となって勝利にこだわったというところ、それを表現できたということ、そしてアジアの様々な強豪国が揃ったリーグで全勝できたというのは我々にとっても自信になりますし、これから日本の女子のテニスが更に世界に挑戦できる自信になった一週間だったと思っています。これからワールドグループへの復帰を目指してのプレーオフ、その先の世界チャンピオンを目指せるような、そんな日本でありたいなと思いますし、その重要な一週間と私は位置づけています」と日本の女子テニスの将来を見据えた。

アジア/オセアニア・グループ1部からは、1位の日本と4勝1敗で2位の中国がプレーオフに進出。3勝2敗で3位のインドと2勝3敗で4位の韓国は1部にとどまり、1勝4敗のニュージーランドと0勝5敗のインドネシアは2部に降格となる。

(WOWOWテニスワールド編集部)

※写真は「2022ビリー・ジーン・キング・カップ アジア/オセアニア・グループ1部」で優勝した日本チーム
(Photo by Japan Tennis Association)

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