ニュース News

ズベレフやチチパスがベスト8へ!ルード、ルブレフは姿を消す[ATP1000 モンテカルロ]

「ATP1000 モンテカルロ」でのチチパス

現地14日に「ATP1000 モンテカルロ」(モナコ・モンテカルロ/4月10日~4月17日/クレーコート)3回戦が行われ、シングルスとダブルス共にベスト8が出揃った。ATP(男子プロテニス協会)公式ウェブサイトが伝えている。

第2シードのアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)は、過去2度の対戦でいずれも勝利を収めている第13シードのパブロ・カレーニョ ブスタ(スペイン)と対戦。ズベレフは第1ゲームからサービスゲームを落とす立ち上がりになるも、すぐさまブレークバックに成功する。第3ゲームではまたも相手にブレークポイントを握られるもののこれを凌ぎ、続く第4ゲームで得たチャンスをモノにし、リードを広げた。5-2で迎えた第8ゲームではラブゲームで3度目のブレークを果たしセットを先取する。第2セットでは、「少し集中力を失っていた」と語るように、第1セット同様に立ち上がりからサービスゲームを落とす。それでも第6ゲームで5度目のチャンスを生かして追いつくと、第10ゲームでズベレフに2度のマッチポイント。これは逃したが、第12ゲームで再び手にした3度目のマッチポイントをモノにし、6-2、7-5のストレート勝ちを収めた。

ズベレフにとって、モンテカルロ大会での準々決勝進出は2018年大会以来4年ぶりとなる。試合後「ここのクレーコートは他の場所と比べて少し球足が遅いと思うから、サーブに自信を持つことはとても重要」と語るズベレフは、この試合で8本のサービスエースを決め、ファーストサーブ後のポイント取得率はカレーニョ ブスタの57%に対し79%を記録していた。

ディフェンディングチャンピオンである第3シードのステファノス・チチパス(ギリシャ)は、世界ランキング62位のラスロ・ジェレ(セルビア)に7-5、7-6(1)でこちらもストレート勝ち。第1セットでは第11ゲームまで互いにサービスゲームをキープし合う展開に。第12ゲームで2度目のセットポイントを迎えたチチパスがこれを仕留め、セットを先取する。第2セットでは両者一度もブレークすることなくタイブレークに突入。タイブレークでは序盤からチチパスが5ポイントを連取し、畳み掛けるように3度目のミニブレークを果たしてマッチポイント、最後はサービスをしっかりキープしてベスト8入りを決めた。チチパスは試合後「彼はクレーコートでとても良いプレーをする選手。安定したプレーで打ち返してくるから、勝つために頑張らなければならなかった」と、ジェレを警戒していたことを明かしている。

第4シードのキャスパー・ルード(ノルウェー)は世界29位のグリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)に3-6、5-7で敗れた。ディミトロフはファーストサーブ後のポイント取得率が93%に上り、相手に許したブレークは1度のみ。30歳のベテラン選手にとって、同大会でのベスト8進出は2018年大会以来4年ぶり4度目。

前回大会のファイナリストで第5シードのアンドレイ・ルブレフ(ロシア)は、20歳の第9シード、ヤニク・シナー(イタリア)に7-5、1-6、3-6の逆転負けを喫した。ともに18歳のカルロス・アルカラス(スペイン)とオルガ・ルーネ(デンマーク)といった次世代選手の敗退が続く中、シナーは2000年代生まれの選手で唯一のベスト8入りを果たした。ズベレフとの準々決勝に向けて、先日痛めた足の水ぶくれがまだ完治していないことについては「不安はない。少し手当てする必要があるけど、どうなるか見てみよう。明日は大事な試合になる」と述べている。

第10シードのテイラー・フリッツ(アメリカ)は、世界42位のセバスチャン・コルダ(アメリカ)と同国対決を繰り広げ、7-6(4)、7-5のストレート勝ち。モンテカルロ大会のベスト8にアメリカ人選手が名を連ねるのは、2008年のサム・クエリー(アメリカ)以来14年ぶり。また、アメリカ人選手2人が3回戦に進出したのは、ジミー・アリアス(アメリカ)とAaron Krickstein(アメリカ)が勝ち進んだ1987年大会以来35年ぶりのことだった。

ベスト8の残る3人は、第11シードのフベルト・フルカチュ(ポーランド)、第12シードのディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン)、そして第1シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)を破った世界46位のアレハンドロ・ダビドビッチ フォキナ(スペイン)となっている。

ダブルスでは、第1シードのラジーブ・ラム(アメリカ)/ジョー・ソールズベリー(イギリス)組と第3シードのマルセル・グラノイェルス(スペイン)/ホレイショ・ゼバロス(アルゼンチン)組が順当にベスト8入り。ダブルスにも出場していたフリッツ/コルダ組は、ロハン・ボパンナ(インド)/ジェイミー・マレー(イギリス)組に接戦の末に敗れている。

シングルス準々決勝4カードは以下の通り。(※[]内の数字はシード表記)

アレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)[2] vs ヤニク・シナー(イタリア)[9]
ステファノス・チチパス(ギリシャ)[3] vs ディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン)[12]
テイラー・フリッツ(アメリカ)[10] vs アレハンドロ・ダビドビッチ フォキナ(スペイン)
フベルト・フルカチュ(ポーランド)[11] vs グリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)

(WOWOWテニスワールド編集部)

※写真は「ATP1000 モンテカルロ」でのチチパス
(Photo by John Berry/Getty Images)

WOWOWテニスワールド編集部

WOWOWテニスワールド編集部

facebook twitter

速報や最新ニュース、グランドスラム、ATP、WTAなどの大会日程と試合結果情報など、テニスのすべてをお届けします!

WOWOWテニスワールド

  1. Home
  2. ニュース
  3. ズベレフやチチパスがベスト8へ!ルード、ルブレフは姿を消す[ATP1000 モンテカルロ]