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2022・2023年デビスカップのファイナルズ決勝トーナメント開催地が決定

2021年「デビスカップ」で優勝トロフィーを掲げるロシアチーム

国別対抗戦「デビスカップ by Rakuten ファイナルズ」の決勝トーナメントが、2022年と2023年の2年にわたってスペインのマラガで開催されることがわかった。「デビスカップ」公式ウェブサイトなど複数のメディアが報じている。

今年の11月21日から27日にかけて行われる決勝トーナメントの開催地がスペイン南部のアンダルシア州にある都市マラガに決まったと、ITF(国際テニス連盟)と大会を運営する投資グループ Kosmosが今月13日に発表した。マラガは当初、9月14日から18日にかけて行われるグループステージの4つの開催地の一つとして選ばれていたものの、決勝トーナメントの開催地へ変更となった。準々決勝、準決勝、決勝のすべてがマラガで行われるだけでなく、2023年大会でも準々決勝以降がマラガで開催されることになる。

ロシアによるウクライナ侵攻を受け、2021年大会のチャンピオンであるロシアが出場資格を失った結果、ファイナルズには2021年の準優勝国であるクロアチアとベスト4のセルビア、ワイルドカードのイギリスとカナダ、そして2022年のクオリファイアーズで勝利を収めた12ヶ国(アルゼンチン、オーストラリア、ベルギー、フランス、ドイツ、イタリア、カザフスタン、韓国、オランダ、スペイン、スウェーデン、アメリカ)の16ヶ国が出場する。

決勝トーナメントの開催地をめぐっては、2021年の「デビスカップ」が12月上旬に幕を降ろす直前にITFとKosmosが、ファイナルズに参加する国以外の中立国で開催されると発表、アラブ首長国連邦(UAE)の首都アブダビが有力候補ではないかという噂が飛び交った。その噂を耳にした各国代表チームの監督たちは一様に不安を募らせ、オーストラリア代表監督のレイトン・ヒューイットは「バカげた話だ」と一蹴。イギリスやドイツの代表監督はシーズン終盤に中東に移動することの負担や、選手や関係者を交えた十分な話し合いが行われていないことなどを指摘した。また、国としても個人としてもテニス界でほぼ実績のない地域での集客力や、同時期には近隣のカタールでサッカーのワールドカップが開催されることも懸念されていた。

新たなフォーマットが初めて導入された2019年大会ではファイナルズのグループステージから決勝までのすべての試合がマドリードで開催され、2回目となる前回大会は決勝ラウンドを3都市で行ったが、その一つがマドリードだった。スペインのサッカー選手ジェラール・ピケによって設立されたKosmosはバルセロナに拠点を置いており、今回も最終的にスペインの都市に落ち着いたことは不思議ではない。マラガでは2003年に「デビスカップ」準決勝が行われ、同じアンダルシア州にあるセビージャでは2004年と2011年の「デビスカップ」ファイナルズが開催された。最近ではスペインがルーマニアに勝利した予選がマラガ県のマルベーリャで行われている。

一方、グループステージの開催地にはボローニャ(イタリア)、ハンブルク(ドイツ)、そして昨年はほかの会場と高度が異なり、同じ環境が提供できないとして落選していたグラスゴー(イギリス)の3つがすでに決まっている。マラガに代わる4つ目の都市への立候補締切は今月21日となっており、対象となるのはファイナルズ出場国の中でまだ開催地となっていないアルゼンチン、オーストラリア、ベルギー、カナダ、クロアチア、フランス、カザフスタン、韓国、オランダ、セルビア、スペイン、スウェーデン、アメリカの13ヶ国。誘致に成功した都市は、今月26日に行われるドローの発表会で明らかとなる。

(WOWOWテニスワールド編集部)

※写真は2021年「デビスカップ」で優勝トロフィーを掲げるロシアチーム
(Photo by Sanjin Strukic/Pixsell/MB Media/Getty Images)

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