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出場試合の少なさが影響?ジョコビッチ初戦敗退[ATP1000 モンテカルロ]

「ATP1000 モンテカルロ」でのジョコビッチ

世界王者のノバク・ジョコビッチ(セルビア)が、第1シードとして出場した「ATP1000 モンテカルロ」(モナコ・モンテカルロ/4月10日~4月17日/クレーコート)で初戦敗退となった。ATP(男子プロテニス協会)公式ウェブサイトが報じている。

新型コロナワクチン未接種のため出場できる大会が限られているジョコビッチは、これがシーズン2大会目。今季これまでに参戦したのはベスト8に終わった2月下旬の「ATP500 ドバイ」のみで、今回は1ヶ月半ぶりの公式戦だった。

今大会での初戦となった2回戦の相手は、世界ランキング46位のアレハンドロ・ダビドビッチ フォキナ(スペイン)。12歳下の彼とはこれが3度目の対戦で、過去2回はいずれもジョコビッチがストレート勝ちを収めていた。

だが、これがシーズン4試合目のジョコビッチは試合勘の鈍さが目についた。特に試合序盤はショットがエンドラインやサイドラインを割ってしまい、ドロップショットもネットを越えることができない。相手のショットに追いつけずに見送る機会も多かった。

第1セット第1ゲームでいきなり2度のピンチを招き、サービスキープに8分を要する。そこから4ゲームを連取され、ジョコビッチも1回ブレークしたものの、結局3-6で第1セットを落とした。

ジョコビッチは第2セットでも先にブレークを許し、2-4のビハインドに。しかし第7ゲーム最初のポイントで、ダビドビッチ フォキナが返球しようとしてコートに滑り込み、右手と足を負傷。その影響か、第9ゲームでダビドビッチ フォキナが3回続けてダブルフォールトを犯すなどミスが増えたのに対し、ジョコビッチはこの頃から少しずつプレーが良くなり、追いつくことに成功。タイブレークの末に、最後はフォアハンドをコートの隅に決めて第2セットを取る。観客から大歓声が上がると、笑顔を見せた後、雄叫びとガッツポーズで喜びを示した。

しかし、最終セットではダビドビッチ フォキナの調子が戻り、ジョコビッチは第1ゲームで40-15とゲームポイントを迎えた状態から4ポイントを連取され、またもや先にブレークされてしまう。その後もサービスゲームをさらに2度破られ、3-6、7-6(5)、1-6で敗れた。

2013年・2015年に優勝するなど何度も好成績を残してきたモンテカルロ大会で初戦敗退となってしまったジョコビッチ。相手より多くのアンフォーストエラー(45;36)を記録し、20回のブレークチャンスのうち9回を決められてしまった。彼から3回目の対戦にして初勝利をあげたダビドビッチ フォキナは、序盤から積極的に出ることができた理由について、自分の方が多くの試合に出場している(シーズン14試合目)ことが自信になったとオンコートインタビューで話している。

ジョコビッチはこのクレーシーズンでは、今月18日から始まる「ATP250 ベオグラード」、5月初めから立て続けに行われる「ATP1000 マドリード」と「ATP1000 ローマ」、同月22日スタートの「全仏オープン」に出場するものと見られている。現在は苦戦が続いているが、試合をこなしていくにつれて調子も上がっていくのではないだろうか。

(WOWOWテニスワールド編集部)

※写真は「ATP1000 モンテカルロ」でのジョコビッチ
(Photo by Manuel Queimadelos/Quality Sport Images/Getty Images)

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