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引退したバーティが新たに取り組むプロジェクトが明らかに

2020年「全豪オープン」でのバーティ

先月下旬に突然引退を発表した元世界女王のアシュリー・バーティ(オーストラリア)が、現在取り組んでいるプロジェクトについて明かした。ロイター通信など複数のメディアが報じている。

44年ぶりに自国選手として「全豪オープン」で優勝を果たした25歳のバーティは、そのわずか2ヶ月後に引退を発表して世間を驚かせた。その際に「これからはほかの夢を叶えていく」と話したバーティだが、具体的にどんな夢なのかは語らなかった。以前にもプロとしてプレーしたことのあるクリケットや、すでに才能を見せているゴルフが次のキャリアではないかと憶測が飛び交っているが、この度、バーティが子ども向けの絵本の出版を進めていることが明らかになった。

豪Courier-Mail紙が最初に報じたところによれば、「Little Ash(リトル・アッシュ)」と題した絵本はシリーズとして全部で6冊出版される予定となっており、3度のグランドスラムチャンピオンであるバーティのテニスコート内外での実体験を基にした内容になるとのことだ。ファーストネーション(オーストラリアの先住民)の血を引く人々が文と絵を担当し、1冊目は7月に販売される。出版を手がける大手出版社Harper Collinsのオーストラリア版サイトには既にページが設けられており、本の一部が紹介されている。

「テニスの大会がある日、アッシュは試合に出るのをとても楽しみにしています。でも、お気に入りの帽子を忘れたり、タイヤがパンクしてしまったりして、どうしたらいいのかわからなくなってしまいました。アッシュは試合に間に合うのでしょうか?」

バーティは、5歳の姪ルーシーちゃんに影響されて本を執筆することにしたと話している。「このプロジェクトはとても楽しくて、いつかはやりたいと思っていたことなの。ルーシーの存在が大きかったわ。彼女は今、物語やストーリーを理解して、文章も充実した絵本を読むのに最適な年齢だと思うの。ルーシーが本を読んでいる時に自分が何を考え、何を感じ、どういう風に感じているのかを教えてくれるところが、たまらなく好きだわ。この絵本も彼女に読み聞かせてあげるのが待ち遠しい。田舎に暮らす子どもたちに本を読んであげることも、本格的に取り組んでみたいことの一つね」

本に関する二つ目のプロジェクトとして、バーティは自身の人生と競技生活を綴った自伝を同じ出版社から11月に出版するという。「25歳で自伝を書くなんて珍しいことだと思うけど、とてもエキサイティングなプロジェクトよ。これまでのことを振り返りながら語ることで、たくさんの喜びを感じたけど、同時に心が痛むこともあったわ。それでも、とても良い読み物になると思っている」

引退を発表してから2週間あまりが経った今の心境を聞かれたバーティは、「これ以上ないくらい幸せよ。自分を納得させるものは特に必要としていなかったけど、実際に引退してみたら、正しい判断だったって確信が持てた。大好きな家族や姪っ子や甥っ子とたくさんの時間を過ごすことができて、この数週間は笑顔が絶えなかった」と答えている。

バーティは昨年11月に婚約したプロゴルファーのギャリー・キシック氏との挙式も年内に予定しており、既に充実した引退生活を送っているようだ。

(WOWOWテニスワールド編集部)

※写真は2020年「全豪オープン」でのバーティ
(Photo by Fred Lee/Getty Images)

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