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名コーチらが予言「アルカラスは1年のうちにグランドスラムで優勝できる」

2022年「ATP1000 マイアミ」でのアルカラス

先日、カルロス・アルカラス(スペイン)は18歳にして「ATP1000 マイアミ」で史上最年少優勝を成し遂げて世界の注目を集めたが、何人かの人々はその快挙の前から彼の活躍を予言していた。テニス関連ニュースサイトTennis Headなど複数メディアが報じている。

有名テニスコーチのブラッド・ギルバート氏は、今年グランドスラムでノバク・ジョコビッチ(セルビア)と対戦したらアルカラスにも勝機があると見ており、この先の4つのグランドスラムでアルカラスが初優勝を果たす可能性さえあると考えている。またラファエル・ナダル(スペイン)の叔父で元コーチであるトニ・ナダル氏も、アルカラスを高く評価している。

若き逸材アルカラスは、見事な躍進のシーズンとなった昨年、「全米オープン」で準々決勝に進出し、ツアーレベルでの初タイトルを獲得したうえ、年末の「ネクストジェネレーション・ATPファイナルズ」で優勝するなど、ATPツアーで花火を打ち上げるような活躍を見せた。現在キャリア最高位の世界ランキング11位につけるアルカラスは、今シーズンも2021年の成果を裏付けるパフォーマンスを見せており、既にマイアミと「ATP500 リオデジャネイロ」の、2つのタイトルを獲得している。

コーチとしてアンドレ・アガシ(アメリカ)を彼の持つ8つのグランドスラムタイトルのうち6つの獲得を助けたほか、アンディ・ロディック(アメリカ)を2003年の「全米オープン」優勝に導いたギルバート氏は、アルカラスは間もなくグランドスラムで優勝でき、その過程でグランドスラム20度優勝を果たしているジョコビッチを破ることもあり得ると考えている。

「カルロス・アルカラスがジョコビッチと対戦するのが見たい。もし二人がグランドスラムの4回戦で対戦するとしたら、アルカラスに少し賭けてもいい。彼はそれにふさわしい選手だし、これから先の4つのグランドスラムのどれかで彼が優勝する可能性はあると思う」とギルバート氏は、パトリック・マッケンロー(アメリカ)のポッドキャスト番組で語った。

アルカラスはジョコビッチと対戦したことはないが、ジョコビッチと史上最高の選手の座を争っているアルカラスの憧れの選手ナダルとは、既に2度対戦している。アルカラスは2度とも敗れたが、2試合の流れはまるで違うものであった。

昨年の「ATP1000 マドリード」での初対戦では、ナダルが6-1、6-2とたやすくアルカラスを下した。この日はまさしく、アルカラスの18歳の誕生日であった。しかし、今年3月に行われた「ATP1000 インディアンウェルズ」の準決勝では、ナダルはアルカラスに苦戦を強いられ、3時間超えの熱闘の末に6-4、4-6、6-3でようやく勝利を手にした。

ナダル自身、今後長きにわたってスペインを代表する選手としてアルカラスがいることについて、喜ばしく思っていると日ごろから口にしている。さらに、ナダルの叔父であり元コーチのトニ氏は、「ATP1000 インディアンウェルズ」でのナダルとアルカラスの対戦の後に次のようなコメントをしている。「あの試合は疑いなく、私の甥にとって特に複雑なものだった。甥はまるで試験に臨むかのようにあの試合と対峙しなければならなかった」

トニ氏は、アルカラスとナダルの対戦前から、アルカラスに感心していたようだ。「(アルカラスは)非の打ち所がなかった。彼は今週ずっと最高レベルのテニスを見せており、素晴らしい威厳をもって対戦相手を倒している。実際に彼は1セットも落とすことなく勝ち上がってきており、毎試合で常に進歩の証を刻んでいる。彼の進歩を見るに、ほぼ間違いなく、すぐに世界ランキングの頂点に登りつめるだろう」

(WOWOWテニスワールド編集部)

※写真は2022年「ATP1000 マイアミ」でのアルカラス
(Photo by TPN/Getty Images)

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