ニュース News

マレー兄弟以来の快挙!ダブルス新王者が誕生

2021年「Nitto ATPファイナルズ」でのソールズベリー

ダブルス世界ランキング2位のジョー・ソールズベリー(イギリス)が最新ランキングで世界1位となることについて胸中を語った。LTA(イギリステニス協会)公式ウェブサイトなど複数のメディアが報じている。

ソールズベリーはここ数年来のパートナーであるラジーブ・ラム(アメリカ)とともに第2シードとして「ATP1000 マイアミ」(アメリカ・マイアミ/3月23日~4月3日/ハードコート)に出場。二人がワイルドカード(主催者推薦枠)で出場するフェリシアーノ・ロペス(スペイン)/ステファノス・チチパス(ギリシャ)ペアに勝利して準々決勝進出を決めた裏で、第1シードのニコラ・メクティッチ(クロアチア)/マテ・パビッチ(クロアチア)ペアがロハン・ボパンナ(インド)/デニス・シャポバロフ(カナダ)ペアに敗れたため、ソールズベリーがパビッチに代わって新王者となることが確定した。3月21日のランキング更新でキャリアハイの世界2位をマークしたばかりだったソールズベリーが今の心境を語っている。

「世界1位。声に出してみても実感が湧かないね。ここ数年ランキングを上げてきたけど、常に大会に優勝すること、そして上達することにばかりに集中していたから。ランキングは大きな大会で良い結果を残した時の副産物だと思っていたけど、今回は全然違うね。これは誇らしい瞬間といった感じかな。ランキングで自分の名前の隣に1位がついているなんてすごくクレイジーなことだし、グランドスラムで優勝するのとはまた違う」

「大きな大会の決勝で最後の一勝を挙げた時はどちらかというと瞬間的な満足感があるけど、今回は積み上げてきたものを噛みしめる感じだね。僕らより上位にいたメクティッチやパビッチは、昨年稼いだたくさんのポイントをこの数ヶ月で守らなきゃいけないから、彼らを追い越すチャンスは常にあったんだ。そして今、それが実現してとても嬉しいよ」

「たくさんの人たちが僕を支えてくれた。素晴らしいコーチや指導者に恵まれて、LTAからのサポートにも感謝している。多くの人の協力があったからこそ、今の僕があると思っているよ。僕の両親はキャリアを積んでいく上でとても大切な存在で、世界1位が確定した時に電話で話すことができて良かった」

4月下旬に30歳となるソールズベリーは、メンフィス大学で経済学の学位を取得してから2014年にプロに転向。2017年11月にダブルスのトップ100入りを果たし、その後にラムと組んだことが飛躍につながった。二人は2020年の「全豪オープン」と2021年の「全米オープン」で優勝し、昨年は「ATP1000 トロント」も制した。ソールズベリーは混合ダブルスでもダブルス世界21位のデザレー・クラブチェク(アメリカ)と組んで2021年の「全仏オープン」と「全米オープン」を制覇している。

これまで世界王者となったイギリス人テニス選手はアンディ・マレーと兄のジェイミー・マレーしかいなかった。アンディは2016年から2017年にかけてシングルス世界1位の座を41週にわたって保持し、ジェイミーは2016年にダブルスの世界1位に登りつめている。マレー兄弟と並んでソールズベリーはイギリスのテニス史にその名を刻むことになる。

ラム/ソールズベリー組は準々決勝でワイルドカードのフベルト・フルカチュ(ポーランド)/ジョン・イズナー(アメリカ)ペアに敗れたものの、ラムもそれまでの世界4位から2位に浮上することが確定しており、二人は世界最強ペアの座を手に入れた。

(WOWOWテニスワールド編集部)

※写真は2021年「Nitto ATPファイナルズ」でのソールズベリー
(Photo by Julian Finney/Getty Images)

WOWOWテニスワールド編集部

WOWOWテニスワールド編集部

facebook twitter

速報や最新ニュース、グランドスラム、ATP、WTAなどの大会日程と試合結果情報など、テニスのすべてをお届けします!

WOWOWテニスワールド

  1. Home
  2. ニュース
  3. マレー兄弟以来の快挙!ダブルス新王者が誕生