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ライバルでもあったレジェンドが語る「セレナに戻って来てGS優勝記録に挑戦して欲しい」

2013年「全米オープン」決勝前の優勝したセレナ(右)、準優勝のビクトリア・アザレンカ(左)とセレス(中央)

セレナ・ウイリアムズ(アメリカ)がはたしてマーガレット・コート(オーストラリア)の持つグランドスラム史上最多優勝記録に並べるかどうかについては、テニスファンや評論家の間でも意見がわかれている。コートの持つ24勝にあと1勝まで迫っているセレナに期待する声も多い。元世界女王のモニカ・セレス(アメリカ)もその一人だ。スポーツウェブメディアSportskeedaが伝えている。

現在40歳のセレナが最後にグランドスラムで優勝したのは2017年の「全豪オープン」だ。昨年の「ウィンブルドン」以来、試合には出ていない。今のところ、セレナはツアー復帰について詳細を語るのを避けている。

自身も四大大会で9度の優勝を遂げているセレスは先日インタビューに答え、24回目のグランドスラム優勝に向けプレーするセレナをもう一度見たい、と語った。

セレスは、ラファエル・ナダル(スペイン)、ロジャー・フェデラー(スイス)、ノバク・ジョコビッチ(セルビア)のライバル関係に触れ、彼らがこれほど長い間ハングリーさと勝利への意思を維持していることが信じられないと語り、セレナにも同じことを期待する心境を明らかにした。

「自分勝手だけど、[セレナには]復帰してほしいと強く願っているわ。彼女が記録に挑戦するのを見られたら素晴らしいと思う。ナダル、フェデラー、ジョコビッチがやっているように。元選手として、個人的には本当に信じられない」

「私だったら、できないと思う。そして彼らは今も続けている。スター選手が現役を長く続ければスポーツの評価を高めることにもなる。長続きできるように回復期間も設けてね。若い選手も出てきているから、すごくワクワクする。彼らがブレイクするのも時間の問題ね」

またセレスは、女子では多くの選手の実力が拮抗して非常に予測が難しい状況になっているが、選手間の競争が激しいほどテニスのレベルが上がるとも感じているという。

「女子テニスは今、素晴らしい場所にいる。ドローを見ても誰が勝つか全くわからない、そこが面白いと思う。選手はみんな実力の差が殆どない。いつ、誰が優勝してもおかしくないわ」

「それはテニスにとってすごく良いことだし、いつかツアーに参戦したいと望む若手選手にとっても、この多様な選手層を見て、『もし彼女にできるなら、私にもできる』って思えるのは素晴らしいことだと思う。選手たちにとっていいモチベーションになるわ」

セレスはセレナがキャリアを切り開いてきたことで、女子アスリートたちに大きな影響を与えたことにも言及。出産後に再び競技に復帰したセレナの精神力に触れ、私生活を犠牲にしなくても、プロとして成功できることをセレナは証明した、とセレスは語った。

「セレナが破った障壁は、私たち女性にとって本当に大きなものだったと思う。彼女は娘を出産して競技に戻ってきた。見ていて本当に素敵だった。それがビクトリア・アザレンカ(ベラルーシ)や他の選手たちにも影響を与えた」

「私たち女性が、家族とキャリアの間で選択を強いられないのは素晴らしいことよ。そういう意味で、セレナはコート上でもコートの外でも、私にとってはチャンピオンなの。多くの障壁を破ってくれた。彼女が復帰するのは困難なことでしょうけれど、その挑戦をやってのける人がいるとしたら、それはセレナだわ」

(WOWOWテニスワールド編集部)

※写真は2013年「全米オープン」決勝前の優勝したセレナ(右)、準優勝のアザレンカ(左)とセレス(中央)
(Photo by Tim Clayton/Corbis via Getty Images)

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