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ルブレフとフリッツがベスト4進出。ダブルスの決勝カードが決まる[ATP1000 インディアンウェルズ]

「ATP1000 インディアンウェルズ」でのルブレフ

「第5のグランドスラム」とも称される「ATP/WTA1000 インディアンウェルズ」(アメリカ・インディアンウェルズ/3月9日~3月20日/ハードコート)。現地18日、17日に続いて男子シングルス準々決勝の残り2カードが行われ、ベスト4が決定した。ATP(男子プロテニス協会)公式ウェブサイトが伝えている。

準々決勝1試合目では、第7シードのアンドレイ・ルブレフ(ロシア)と第33シードのグリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)が対戦。第1セットは第5ゲームでルブレフがリードし、1ブレークアップのまま第10ゲームでサービング・フォー・ザ・セットを迎えるが、ディミトロフにバックハンドのダウンザラインなどを決められてラブゲームで奪われる。しかし、直後のゲームでルブレフがブレークして6-5。2度目のサービング・フォー・ザ・セットは40-0からデュースとされるものの、最後はサービスエースを決めてセットを先取した。

第2セットではルブレフが0-1から5ゲームを連取。第7ゲームでマッチポイントを手にするが、4度のデュースの末にディミトロフがキープする。ルブレフは続く第8ゲームのサービング・フォー・ザ・マッチ、相手のブレークチャンスをしのぎ、7-5、6-2でストレート勝ちを収めた。

これで13連勝のルブレフは「とてもいいプレーができた。試合が始まった直後から、二人のうちどちらが先にリードを奪うのか、の争いだったよ」と振り返る。準々決勝まで2回しかブレークチャンスを許していなかったディミトロフから10回のブレークチャンスを作り、そのうち4回をモノにした秘訣については「インディアンウェルズではリターンゲームが重要なんだ。ここのコンディションではサーブに苦労することがあるから、リターンゲームでできるだけ多くのボールを返すことができれば、チャンスが広がるんだよ」と説明している。

前回大会ベスト4のディミトロフが準々決勝で敗れた一方、第20シードのテイラー・フリッツ(アメリカ)は2年連続の準優勝進出。世界ランキング61位ミオミル・キツマノビッチ(セルビア)とのフルセットを7-6(5)、3-6、6-1で制した。実は2001年にアンドレ・アガシ(アメリカ)が優勝したのを最後に、一度も地元選手の優勝がないインディアンウェルズ大会。2年連続のベスト4は、アメリカ人としては2009年・2010年大会のアンディ・ロディック(アメリカ)以来となる。

フリッツは最初の2セットではキツマノビッチのサーブをどう破ればいいかわからず、7回あったブレークチャンスをすべて逃していたが、「突破口を見つけることができた」第3セットでは2回のブレークに成功して大差をつけた。

これで男子シングルスの準決勝は、第4シードのラファエル・ナダル(スペイン)対第19シードのカルロス・アルカラス(スペイン)、ルブレフ対フリッツに決まった。なお、ルブレフとフリッツは過去2勝2敗の五分だが、初対戦は2018年のインディアンウェルズ大会2回戦で、その時はフリッツが勝利している。

また、男子ダブルスでは一足先に決勝カードが決定。シングルスで早期敗退となったステファノス・チチパス(ギリシャ)とアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)がそれぞれダブルスではベスト8、ベスト4と健闘する中、ノーシードの組同士が決勝で対戦することになった。

一組目は、ワイルドカード(主催者推薦枠)で出場するジョン・イズナー(アメリカ)/ジャック・ソック(アメリカ)ペア。2018年大会で1セットも落とさずに優勝したこのペアは、今大会で第1シードのニコラ・メキティッチ(クロアチア)/マテ・パビッチ(クロアチア)ペア、「全豪オープン」を制したタナシ・コキナキス(オーストラリア)/ニック・キリオス(オーストラリア)ペア、先月「ATP500 アカプルコ」で優勝したチチパス/フェリシアーノ・ロペス(スペイン)ペアを破ってきた。準決勝ではズベレフ/アンドレイ・ゴルベウ(カザフスタン)ペアに6-3、6-2で勝利し、同ペアとして4年ぶりの栄冠まであと1勝に迫っている。

対するのは、サンティアゴ・ゴンサレス(メキシコ)/エドゥアール・ロジェ バセラン(フランス)ペア。何度も一緒にプレーしてきたイズナー/ソック組と対照的にこちらは組んだのは今回が初めてだが、39歳のゴンサレスは今季の2冠を含めて18タイトル、38歳のロジェ バセランは2014年の「全仏オープン」を含む22タイトルを手にしている。長年怪我に苦しんできたロジェ バセランは昨年7月、アンディ・マレー(イギリス)と同じ股関節の手術を受けており、今回が術後初めての決勝進出。準々決勝で「東京オリンピック」混合ダブルス金銀メダリストのルブレフ/アスラン・カラツェフ(ロシア)ペア、準決勝では第2シードのラジーブ・ラム(アメリカ)/ジョー・ソールズベリー(イギリス)ペアを下した。

シングルス、ダブルスともに自国アメリカの選手が勝ち残る中、最後にトロフィーを掲げるのは誰だろうか。

(WOWOWテニスワールド編集部)

※写真は「ATP1000 インディアンウェルズ」でのルブレフ
(Photo by TPN/Getty Images)

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