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レーバー・カップの驚愕のチケット価格に非難ごうごう

2017年「レーバー・カップ」でダブルスを組んだナダル(左)とフェデラー

多くのテニスファンたちが、今年の「レーバー・カップ」のチケットの天文学的な値段に憤っている。そんな自分たちの感情を知らせるために、ファンたちはこぞってソーシャルメディアに書き込みを行っている。スポーツウェブメディアSportskeedaが報じた。

5度目の開催となるこのエキシビション大会は、今年は9月23日から25日にロンドンのO2アリーナで開催される。先日チケットの値段が発表されたが、630ポンド(約9万8000円)から3,031ポンド(約47万円)と、かなり高額であった。

ファンたちはチケットの価格に怒り、Twitter上でその感情を赤裸々に吐露した。例えばこんな調子だ。「この“レーバー・カップ”のチケットを買うためには、持ってもいない我が家をもう一度抵当に入れないといけないな」

チケットの法外な価格を指摘する人々がいる一方、「レーバー・カップ」がもともと、世界中にもっとテニスを広めるために創設された大会という触れ込みだったことに言及している人もいる。にもかかわらず、大会側で普通の人々の手が届かないようなものにされてしまったことは残念だ。

「“レーバー・カップ”は手が届かない大会だ。これはテニスにとって有益なものとして売り出された最高級の社交行事だけど、自分には目的が見えないでいる。発想は素晴らしいが、実行に問題がある」

「不当に高いチケット価格、そして長い待ち時間の末に空っぽの画面を差し出すウェブサイト。今年の“レーバー・カップ”はもう見ない」

「“レーバー・カップ”のチケットの値段‼こんな値段を請求するのはどう考えてもけしからん。“レーバー・カップ”は今もこれからもずっと、エキシビション大会に過ぎない‼ただフェデラーとナダルが手を取り合うのを見るためだけに一枚のチケットに何十万円も払わせるなんて、もはや実際にそれだけ払う人たちが気の毒に感じてしまう‼」

Twitterへの投稿の中には、値段の高さに見られる大会の「企業的」な性質を非難するものもあった。そして、一部のファンたちによれば、彼らは間違っていない。あくまでもより多くの人を呼び込むことを考えるべきで、チケットを比較的購入しやすい値段にすることは、それを実現するために重要なことだ。

「O2での“レーバー・カップ”のチケットの恥ずべき値段設定。後ろの方の列で複数の試合を見るためのチケットが691ポンド(約10万7000円)。前の方に座りたければ3,031ポンド(約47万円)。彼らは笑っているに違いない。2017年に週末を丸ごと使ってプラハでの“レーバー・カップ”を見に行った時は、全部で700ポンド(約10万9000円)かからなかったはずだ」

「“レーバー・カップ”のチケットを買っているのがどんな人たちなのか知りたい」

「今年の“レーバー・カップ”を本当に楽しみにしていた。3日間で185ポンド(約2万9000円)と値段も常識的みたいだった。予約できるようになってみたら、1枚のチケットが最低550ポンド(約8万5000円)。なぜテニスはこんなにも間違ったことをし続けるんだ?会場の雰囲気はどうなる。テニスファンを参加させろ、企業じゃなくて!」

「“レーバー・カップ”の全くもって恥ずべきチケット価格。これはもともと、発展度合いの低い国々を助けるために、あまりテニスを見られない場所で開催することを約束する大会だった。これが理由で、ATPツアーとテニス・オーストラリアが協賛したんだ。私たちのまさに目の前で腐敗していく」

「“レーバー・カップ”はテニスをもっと手が届きやすいものにするための大会だとかなんとかフェデラーが触れ回っていたのを今でも覚えている。でも結局、彼と彼のエージェンシーのための新たな資金源に過ぎないんだな。ただただ馬鹿らしい値段だ」

ロジャー・フェデラー(スイス)とラファエル・ナダル(スペイン)は、今年の「レーバー・カップ」への参戦を真っ先に表明した。テニス界を代表するこの2人は、ビヨン・ボルグ(スウェーデン)が率いるチーム・ヨーロッパの一員として出場する。ダブルスのペアとしてこの大会に戻ってくることについて、フェデラーとナダルは先月、大会とお互いについての声明を出した。

「今年中に試合に復帰するのを本当に楽しみにしているし、“レーバー・カップ”は僕の計画にばっちり入っている。僕がこの大会を大好きなのは知ってのとおりだ。O2アリーナと、世界最高の都市の1つであるロンドンに戻るのがとにかく楽しみだよ」とフェデラー。

一方のナダルの言葉はこうだ。「ロジャーはずっと、僕の選手生活のとても大きな一部だった。大いなるライバルで、真の友人でもある。共にチーム・ヨーロッパの一員となるのは素晴らしいし、もしダブルスのペアとしてもう一度一緒にコートに立つことができるとしたら、選手生活のこの段階にいる僕たち二人にとって本当に特別な経験になるだろう」

フェデラーとナダルは昨年の「レーバー・カップ」には出場せず、チーム・ヨーロッパのメンバーはダニール・メドベージェフ(ロシア)、アレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)、ステファノス・チチパス(ギリシャ)、アンドレイ・ルブレフ(ロシア)、マッテオ・ベレッティーニ(イタリア)とキャスパー・ルード(ノルウェー)であった。

ファンから親しみを込めて「フェダル」と呼ばれる二人が一緒にダブルスに出場するのは、2019年以来のこととなる。人々はチケットの値段に腹を立てているであろうが、選手として黄昏時にある二人が並んでコートに立つのを見るのは、間違いなく嬉しいだろう。

※為替レートは2022年3月3日時点

(WOWOWテニスワールド編集部)

※写真は2017年「レーバー・カップ」でダブルスを組んだナダル(左)とフェデラー
(Photo by Lukas Kabon/Anadolu Agency/Getty Images)

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WOWOWテニスワールド編集部

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