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デル ポトロ「奇跡は起こり得る、マレーに起こったように」

2018年「ATP1000 上海」でのデル ポトロ

元「全米オープン」チャンピオンのフアン マルティン・デル ポトロ(アルゼンチン)が、先月2年半ぶりのプロツアー復帰を果たした。キャリアを通じて怪我に苦しみ続けたデル ポトロが、現在の心境を語った。スポーツウェブメディアSportskeedaが伝えている。

2月に行われた「ATP250 ブエノスアイレス」に出場し、2019年6月以来となる実戦に臨んだデル ポトロ。フェデリコ・デルボニス(アルゼンチン)に1-6、3-6で1回戦敗退という結果になった。2019年の「ATP500 ロンドン」で右の膝蓋骨を負傷したデル ポトロは、4回の手術を乗り越え、この大会で約2年半ぶりのツアー復帰を果たした。

地元開催の大会で観客から大声援を受けたデル ポトロは、試合後思わず涙を流した。その後の記者会見で、デル ポトロは子供の頃から観戦してきた地元の大会でプレーできる幸せを語った。さらに、「もし今日が僕の最後の試合だとしても、僕は満足して去ることができる」と発言。その後予定していた「ATP500 リオデジャネイロ」への出場を辞退したデル ポトロだが、まだ正式に引退を発表したわけではない。

動画ストリーミングサービスStar Plus Latinoamericaのインタビューに答えた33歳のデル ポトロは、再度復帰する可能性を捨てていないと明かした。度重なる腰の怪我により引退に追い込まれるかと目されながら、手術を経て復帰した元世界王者アンディ・マレー(イギリス)を引き合いに出し、自身の今後について語った。

「僕は諦めていない。マレーに起こったような奇跡は起こり得る。テニスは僕の情熱なんだ」

現在世界ランキング745位のデル ポトロは、「ATP250 ブエノスアイレス」に出場した理由に触れ、さらに元気に息子と遊べる父親になるために怪我を治したいと話した。

「そろそろ競技に戻る頃だと感じた。この苦痛の日々に、手術を受けてから苛まれてきた悪夢に終わりを告げる時だと。僕は脚を治さなきゃいけない。息子と自転車に乗れないなんてこと、できないだろう?もし彼がテニスをしたがった時は?僕は、アクティブな父親になりたいんだ」

これまでも、怪我によるツアー離脱からの復帰を経験しているデル ポトロ。2016年の「デビスカップ」に出場したデル ポトロは、アルゼンチンの優勝に大きく貢献した。2014年と2015年に左手首を3度手術してから復帰したばかりの頃のことだった。

「“デビスカップ”に優勝して戻ってきて、『さあトロフィーを手にした。今なら穏やかに眠れる』と思った。でもそこに行くまで、辛く苦しい道を通らなきゃならなかった」

これほど怪我の多いキャリアを送りながらも、デル ポトロはこれまで22大会で優勝、世界ランキング自己最高位は3位という見事な功績を残している。

(WOWOWテニスワールド編集部)

※写真は2018年「ATP1000 上海」でのデル ポトロ
(Photo by Fred Lee/Getty Images)

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